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耳鳴り潰し53

 基本朝のうちに書いているこの「耳鳴り潰し」であるが、既に夕方17時を過ぎている。昨日の記憶も曖昧になっている。木曜日は子ども二人とも登校できたが、夜に咳が酷くなり、休ませることにした。土曜参観への出席を見込んで。

 用事を重ねた日に大きく体調を崩して以降、私は日中に休息を取るようにしている。当初1~2時間必要だった休息時間も、息子の帰る前の30分程度で収めるようになってきていた。しかし体調を崩した息子の昼寝にがっつり付き合っているうちに、本日はこのような時間になってしまった。

 この一週間のうちに本当はいろいろ進めるつもりだったが、子どもたちの体調不良によりなかなか進めないでいる。そういうものだ。

 平山瑞穂「シュガーな俺」を読み進める。「エンタメ小説の失敗学」で触れられていた、編集者の要望により付け足された部分が明らかに不要であるのがもったいない。

 架空書籍紹介シリーズは、パロディお題が耳目を集めやすいようである。「銀河鉄道の昼」に続いて「そしてみんな生き返った」が好評。「そして誰もいなくなった」に合わせて「そして誰もが生き返った」にするべきか。全人類が殺人と生き返りを経験する規模の大きな話へと膨らませる構想を練るうちに、結局AI支配へと辿り着いてしまった。

 朝一で創作ルーティンを難なくこなせていた一週間前の自分が、遠い日の出来事に感じられてしまう。




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