「ありがとう」のつもりでしたこと。 しかし、相手を怒らせてしまった!?
サンキュークラクション
前回にひきつづき、日本の習慣をそのまましてしまったこと、それが、とんでもないことにつながった失敗談です。
前回の失敗 ↓
今回は運転中のマナーについて書かせていただきます。運転ルールの他に、わたしたちが何気に使っている ”譲り合った時のマナー” ありますよね。
たとえば、手をあげてお礼、パッとライトでお先にどうぞ、サンキュークラクションを鳴らしたり。
しかし、このサンキュークラクションで、わたしは大変なことになってしまったのです。
※クラクションは鳴らさないのが原則で、道路交通法(第54条)では「車両等の運転手は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてならない」とあります。
https://thoz.org/law/%E6%98%AD%E5%92%8C35%E5%B9%B4%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%AC%AC105%E5%8F%B7/%E7%AC%AC54%E6%9D%A1%E7%AC%AC1%E9%A0%85/
お互い笑顔のはずが、、、。
薄暗くなった住宅街、わたしは自宅へ向かってドライブしていました。道のあちこちで路上駐車してあり、それをよけながらの運転。
ある道で、路上駐車の反対側、おともだち同士なのか、車の中の人と家の前に立っている人がお話をしていました。2台重なっていたのでわたしは一旦停止。
おともだちの車が動いてくれて、わたしが通れたのでサンキュークラクションをピッピッと鳴らしました。もう暗いので、手をあげても見えないと思ったし。
そのあとです。
相手がものすごく怒って、車のクラクションを大きくビービーと。家の前にいた人は、怒ったときによくする指のサインまで、わたしに向けてきました。
怒ってる?なぜ?
相手は完璧に怒っていました。下手をすると喧嘩になったかもしれません。それほどわたしのサンキュークラクションがいけなかったわけです。
オーストラリアでも危険を警告する以外、不適切に鳴らした場合、違反になり、罰金が生じます。
ただ、それだけでなく、ここでは習慣的に ”クラクションを鳴らす” という行為が、相手をいらだたせる行為になるようです。もちろん、時と場合によると思いますが、今回のシチュエーションでは絶対に鳴らさない方がいいでしょう。
ではお礼の合図はどうしたらいいか、こういった感じです⇩
昼間ー手をあげる
夜間ーライトで合図 あるいはなにもしない
※ちなみに、高速道路で渋滞が始まり、速度を落とす際のハザードでお知らせも、ここではありません。
習慣って怖い
いつもしている習慣でした。日本で運転されている方は普通にしていることでしょう。礼儀として。
こんな事態になるとは考えてもいなかったです。いや、考えなかったのが、いけなかったのかもしれません。
あなたの習慣は、ほかの方も同じようにしている習慣ですか?
特に、海外に出たら気をつけたほうがいいかもしれません。わたしの二の舞を演じてしまわないように。