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20200525|ついに読了!長かった。とっぴんぱらりの風太郎

ついに、読破してしまった。
毎日毎日コツコツと読み進めてた小説。
読み終えてしまった、ついに。
最後は一気に読んだ。
というか、止められなかった。

前回の記事読むと感動が分かります。
▼▼▼

辞典のような厚さの小説。
絶対読み終える訳ねぇだろ!って思ってた。
ただ、万城目学ファンとしては読みたい一冊。
諦めず読んでて本当に良かった。

主人公である風太郎の、身近にいるような人間性。
忍びなのにどこか抜けてて、愛らしい。
ひょんな事から共に行動する黒弓。
絶対背が低くて愛らしいキャラだと思う。
蝉に、百に、常世に、芥下に。
のほほんとした日常。
のんびりしてて、ほんわかとしてて。
クスッと笑う場面が沢山あって、
楽しい小説だなぁと思ってた。

だが、クライマックスの文字の攻め方は異常。
止まらない。
読むよりも、入ってくる。
止められなくて最後まで読んだ。
文字が入ってくるスピードは本当に異常。
恐るべし万城目ワールド。

最後までハートフルな小説だと思ってたんだ。
だが戦。戦場。
戦の描写が凄すぎた。
残忍さ。生きる厳しさ。
嘘だろ?って思った展開。
怖い。

万城目学作品の醍醐味は、
のほほんと、クスっと、そしてスピード。
その全てが盛り込まれてる。
満足感。
充実感。
達成感。
しばらく向き合ってた毎日が終わってしまった。
風太郎ロスが続きそうだ。

こんな記事でもビューは伸びるのかぃ?
何故最近記事を書けば100以上のに伸びるのか?
ほんの一ヶ月前は50行けばいい方。
5月に入ってから、伸びる伸びる。

だから、こんなんでも伸びるのかな?
お疲れ様でした。

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