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あの女、死ねばいいのにって思われたかった女

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最近の記事

14歳の女の子の値段

性欲を憎んでいた記事を書いた。 この世には性欲があるからいけないんだと思っていた。 私には老若男女問わず誰とでも仲良くできるという特技はあるけれど、特別可愛くはないから「モテ」はしないと悟っていた。 モテとは性的魅力を認められることで、 そこに焦点を合わせると私の価値は常に「ゼロ」だった。 悔しかった。 なんとかして私の価値を認めてくれる人と出会いたいと思っていた。 学校帰り、部屋にあるパソコンでネットサーフィンをしていた頃、ひとつのチャットサイトを見つけた。テキス

    • 性欲が憎い話

      私は恋愛を求めていた。 人を好きになる才能には秀でていて、いわゆる「ちょろい」というやつだ。 そのチョロさは幼少期から顕著に出ていて、保育園に通っている頃からも〇〇くん好き~と、すぐに近くの男の子を好きになってはアピールしていたそう。6歳頃の記憶は、自分でも覚えている。 前回の記事でも語ったが、私は異性の友人が多かった。活発で、動くことが大好き。男兄弟もいることから、親戚に同年代の男が多い事から、男と接することに何の躊躇いも無かった。 だから小学校生活の6年間はそれな

      • 喪女のトラウマ(小学生編)

        小学4年くらいだっただろうか。 好きな男の子がいた。名前はヒデアキくん。 顔も名前もタッキーに似ていたから良く覚えている。 クラスの女子は勿論のこと、保護者、教師まで今では考えられない(ルッキズムで問題になる?)が、「イケメン」と呼んでいたし認めていた。 カッコイイ男子として有名だった。 そんなに大きい学校では無かったが(笑) 私は男子と仲良くなるのが得意な女子だった。 ショートカットでボーイッシュ、外で遊ぶのが大好きな活発女子だったし、背も平均より遥かに高く体力も男子に

        • 東電OL事件が他人事ではない話

          「性被害に遭いたい」 私はこの呟きでプチ炎上を起こした事がある。 それはそれは数多くの人間(主に女)に叩かれた。 そりゃそうだ、犯罪だもの。 誰だって犯罪の被害者にはなりたくないものだ。 特に性被害ともなると、体の傷はおろか心に傷まで深く残り、生命にだって関わる事もあるだろう。 でも、だ。 それでも、この発言をしてしまった女がいる。 ストッパーが効かなかった。 同性である女達がさも当たり前かのように被害を語る。 主語の大きい女達は「女性なら皆被害にあっている」と言う。

        14歳の女の子の値段

          喪女という星の元に産まれた

          喪女と聞いて普通はどんな人物を想像するのだろう。 多分世間(という名のネット)のイメージは「ブス」「デブ」「ノーメイク」「メガネ」「地味」「ダサい」「臭い」みたいな所だろうか。 よくあちらこちらに上がっているモテない女を描いたイラストもそんな感じだし。 だけど私は知っている。 意外にもメガネだったり、ノーメイクだったり、所謂「ダサい服装」をしている彼女たちにも彼氏がいるし、結構な確率で喪女では無かったりする。 でも、 だからこそ「辛い」のだ。 だからこそ「苦しむ」のだ。

          喪女という星の元に産まれた

          妬み嫉みモンスター喪女☆誕生秘話

          現在、平成35年。昭和最後の女35歳。 私の年齢は常に平成とイコールで、「えーと今、平成何年だっけ?」という周りの質問に誰よりも早く答えることができた。カラオケの「あの頃」検索だって、13歳の頃に流行った曲が歌いたければ平成13年で検索すれば良いし、私の人生もとい青春は平成と共にあった。(余談だが13歳の私はモー娘。に絶大な憧れを抱いている普通の中学生だった) そして令和になった時、私は30歳になった。 私の「三十路」は令和と共にスタートした。 一般的に「おばさん」と呼

          妬み嫉みモンスター喪女☆誕生秘話