見出し画像

喪女という星の元に産まれた

喪女と聞いて普通はどんな人物を想像するのだろう。
多分世間(という名のネット)のイメージは「ブス」「デブ」「ノーメイク」「メガネ」「地味」「ダサい」「臭い」みたいな所だろうか。
よくあちらこちらに上がっているモテない女を描いたイラストもそんな感じだし。

だけど私は知っている。
意外にもメガネだったり、ノーメイクだったり、所謂「ダサい服装」をしている彼女たちにも彼氏がいるし、結構な確率で喪女では無かったりする。

でも、
だからこそ「辛い」のだ。
だからこそ「苦しむ」のだ。

そりゃあ本音を書いてしまうと「あの彼氏ならいらない」と思うような男達ばかりだ。喪女が何を偉そうにと思われるかもしれないが言わせてくれ。鬱憤がたまっているのだ。

大体、モテている人間はモテない人間に対して説教をする。上から目線で自分の話をしたがる。

オシャレでない、地味めな彼女たちがモテている現実を目の当たりにした時、容姿はあまり関係ないとわかるにも関わらず「モテない」という現実が「人間性を否定されている」ように感じるというのに、更に周りの人間も否定に否定を重ねてくる。

誰も「そのままのあなたで大丈夫」なんて言ってくれやしない。

どんな恋愛コラムを読んだって「どこどこを直しましょう」「外見を磨きましょう」と「〇〇しましょう」ばかりだ。厭になる。

可愛くない人にだって彼氏がいるじゃないか。どう見たって可愛くない女だって顔出しで「恋愛」をドヤ顔で語っているではないか。
性格悪っ!と思う女だって、100kg級のデブだって「元カレが~」って発言してるじゃないか。

アレレェ?
恋愛なんて「運」が全てでは無いのか?

私はこれに気付いた時からぶっ壊れてしまった。
もしかして、喪女という星の元に産まれてしまったのではないかと35歳で気付いてしまった。

そして全てを諦めた。
(正確には、諦めたい)

このnoteにはハッピーエンドは用意されていないし、「こんな私だけど今では素敵な彼氏が~」というキラキラした結末も無いので安心して読んで欲しい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?