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🟩昭和電工とロームSiC長期契約
昭和電工とローム、パワー半導体向けSiCエピウェハー長期供給契約を締結
🟩昭和電工がロームSiCウェーハ供給
SiCパワー半導体は通常のシリコン(Si)パワー半導体に比べて、エネルギー変換効率がに優れていて、電気自動車や、太陽光発電などの用途で需要が拡大しています。昭和電工はSiCウェハー基板を2009年から、外販しているメーカーです。ロームとの長期供給契約で、SiCエピウェハーの特性均一性、低欠陥密度の向上に向けた技術的な協力関係を更に強化します。
🟩ウェハーの長期契約のトレンド
ウェハーの長期契約はSiCだけではなく、通常のシリコン(Si)でもトレンドとなっている。半導体製造メーカーは2~3年の長期で、ウェハー基板供給契約を結び、数量と価格を固定し業績低下リスクの抑止と供給不足対応を行っている。SiCパワーデバイスの需要の高まりが予測されていて、シリコンと同様にSiCも長期契約がトレンドになっていく。
🟩SiC各社の長期契約状況
昭和電工は2021年5月に、パワー半導体王手 インフィニオンとSiCウェハー基板の供給に合意している。またロームも2020年1月に、子会社のサイクリスタルがSTマイクロとウェハーの長期供給契約を行っている。業界全体でサプライチェーンの構築に投資している状況です。
SiC基板の外部調達
インフィニオン ← 昭和電工、クリー
オンセミ ← GTAT
STマイクロ ← クリー、ローム(サイクリスタル)
ローム ← 昭和電工
🟩まとめ
昭和電工とローム、SiCウェハー長期供給契約は、パワー半導体需要拡大に向けたSiCサプライチェーンの構築の動きのため
さまざまな企業が関係することで、エコシステムが出来上がり標準化が進む。供給量が増えて価格が安定すると、最終製品価格にも影響し消費者に良いことだ。
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