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DooRuマガジン(ドアルマガジン)

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毎週月曜日・水曜日・金曜日に教育情報を発信 最新情報から勉強に関するお役立ち情報まで家庭学習でお困りの皆さんへお届けします。
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2020年6月の記事一覧

中学校でもスマートフォン持ち込みが可能に

【中学校でもスマホの持ち込みが可能に】 この度、文部科学省がスマホや携帯電話の中学校への持ち込みを認める案をまとめました。これまで中学校へのスマホ・携帯電話の持ち込みは「原則禁止」となっていました。   それが見直されるようになったきっかけに、2018年に起きた大阪北部での地震があります。子どもの安否確認のために、学校への持ち込みの許可を求める声が多かったようです。 小学校は、これまで通り「原則禁止」となっています。 内閣府の2018年度調査では、スマホの利用率は 小学

大学入試の日程について

【共通テストの日程が決まりました】 https://resemom.jp/article/2020/06/22/56844.html (リセマム 【大学受験2021】共通テストは3日程、学習の遅れ等理由に第2日程選択可) 以前、こちらのマガジンでも大学入試の日程に関しては、 延期を求める声と予定通りでいいとする声の両方の立場があると紹介しました。 今回の記事では、文部科学省が2021年度(令和3年度)大学入学者選抜実施要項を公表したので、そのことについてまとめていきます

中学校の学習指導要領が変わります

【学習指導要領?】 2020年4月から小学校で、2021年4月からは中学校で新たな学習指導要領の内容で学校の授業が行われます。「学習指導要領」という言葉についてですが、 「全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。」 (https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-c

時間を管理しよう

【もうすぐ定期テストですね】 多くの学校では休校が明け、2週間が経つといったところですね。 中学・高校では7月には定期テストがあるところも多いのではないでしょうか。 「明日までに英語のワークを2ページ」 というような毎日の宿題であれば、今日中にやるしかないわけなのでこなしていけますが 「2週間後のテストまでに英語と数学のワークを20ページずつ」 というような出され方をすると、上手く時間を管理して計画的に進めていくことが必要になってきます。 今回は、時間の管理に役立つ

高校入試の出題範囲について

①大阪府の反応について ②神奈川県の対応について https://www.kanaloco.jp/article/entry-382650.html ③奈良県の反応について 【高校入試の範囲を狭くする】 前回の記事では大学入試の日程に関する問題を扱いましたが、今回は高校入試の試験内容に関するお話を紹介したいと思います。 入試の出題範囲は通常通りなのか狭めるのか、狭めるとすれば何を省くのかといった対応は 各自治体によって異なっているようです。 例えば、奈良県の公立高校

オンラインだからこそ学べる子どもたち

【オンライン授業だからこそ学べる】 学校休校期間中の授業時間を確保するための手段として取り入れ始められた「オンライン授業」ですが、オンラインだからこそ学べる子どもがいることに注目した記事になります。 中学生の頃に不登校を経験し、現在も学校を休みがちな高校二年生の男子生徒は、休校期間中、1日4・5時間のオンライン授業に参加し、次のように振り返っています。 「完全に自主的と言うわけではなくて、ほどよく強制されるみたいな感じがよかった。オンライン授業は自由度が高くずっと座って

大学入試の延期を要請

【大学入試の延期要請】 全国高等学校長会は、大学入試の日程を1ヶ月延期することを文科省などに要請する方針を、13日に行われた協議のなかで決めました。 大学入試には、総合型選抜(現在のAO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)、共通テスト(2020年まではセンター試験)、国公私立大の一般入試などの全ての試験を要請の対象としています。 共通テストや一般入試については 「予定通り実施するべきだ」 とする意見も多いようです。 一方で13日の協議の中では 「関東圏など厳しい地域にし

もう「忘れてた」とは言わせない!?LINEの便利機能【リマインくん】

【忘れないためにできること】 宿題や学校・塾の授業で必要だったもの、大切なお知らせの、テストの結果など 何度言っても「忘れてた」の繰り返しになってしまうことはないですか? お子様自身に悪気がなくても「先週も忘れたのに、またやってしまった・・」となることも。 忘れ物をしてしまうことは人間誰にでもあることです。 そんなときに、「次から気をつけよう。」だけで、忘れ物を減らすのは なかなか難しいのではないでしょうか。 大事なのは、「次同じ失敗をしないために何を改善するか。」

9月入学見送りが決定

【9月入学の導入見送り】 これまでのDooRumマガジンでも、9月入学に関する話題を扱ってきました。 6月5日、文部科学省は9月入学について、「制度として直ちに導入することは想定していない」と正式に発表しました。これにより、2020、2021年度中に9月入学が導入されることはまず無いと考えられます。 【9月入学賛成派と反対派のこれまでの議論】 「休校期間中に生じた学習の遅れを取り戻すため」というのが、 9月入学導入賛成派の意見の一つです。 その一方で、反対派としては

学校行事の中止について

【妹尾氏の疑問】 今日取り上げるのは、教育研究家の妹尾昌俊氏が書いた記事です。 全国20の政令指定都市と東京23区のうち、12の自治体が小中学校の運動会と文化祭、修学旅行のうち、いずれかを「中止」もしくは「中止を検討している」 という事実を挙げたうえで 疑問1:本当に選択肢は「中止」だけなのか? 疑問2:授業時間の確保ばかりが重視されていないか?     協働的な学びの場である行事を犠牲にしていいのか? 疑問3:子どもたち不在で進めていいのか? という3つの疑問もとに記事

学校再開したものの・・

【学校再開後の児童・生徒の心境】 6月1日から多くの学校が再開されました。 記事の中では、高校生と小学生の声が取り上げられていました。 東京都内の私立高校3年の女子生徒(17) 「まだ電車に乗るのが怖い」 「以前のように学校や塾に通えるようになるとは思えない」 都内の小学3年の女児(8) 「公園の滑り台で遊べてうれしかったけど、出歩きすぎたかも」 「まだ外で遊ぶのを我慢した方がいいのかな。マスクは絶対しないと」 と、緊急事態宣言が解除された週末の行動を振り返っています。

学校再開と保護者の不安

タイトル「学校再開と保護者の不安」 参考記事① カナロコ【6月から学校再開、でも… 「子どもの声、受け止めて」】 参考記事② 【多くの学校が順次、休校を解除】 ・全国の公立の小中学校、高校のうち96%が6月1日までに学校を再開させており、そのうちの80%が6月1日からの再開となっています。 【感染予防以外の不安】(記事①より) 学校では、分散登校などの対策をしながら徐々に通常のペースに戻っていくことになると予想されますが、保護者からは「長期休暇で生活リズムを崩し、登校

関係あるのは大学生だけではない??〜オンライン講義とデータの活用〜

【オンライン講義】 コロナの影響を受け、多くの大学がオンライン講義を実施しています。 「『Google Meet』を使って講義をしたら、学生は大人数の講義に恥ずかしがってしまってカメラをオフにする。顔も見えない、声も聞こえない画面に向かって、1人でしゃべっている状態。これでは私自身も授業をしているという実感がなかった。」 このような、教員側が感じている難しさや、対応策・学生の反応が今回の記事では紹介されています。 「大学のオンライン講義ってどんな感じなんだろう・・」と思