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女の子らしさと葛藤した幼少期



今日は私が自分の性に違和感を感じ始めた
幼い頃のお話をしたいと思います🗣



いつだったのか、
正直ちゃんとしたタイミングは覚えていません。



3歳くらいの写真を見返すと髪の毛も長いし
スカートもバリバリ穿いています。
「え、これ私?」と驚いたくらいです(笑)


兄が2人いて、末っ子として育ちました。
両親は唯一の女の子だった私をすごく大切に
兄2人よりもとっても甘やかして女の子として接してくれてたと思います(笑)





(幼い頃のラムネ氏)



ですから、特に周りの環境や育て方が
すごく影響したとかでは無いのかなと感じています。





最初に女の子であることが嫌だと思った
エピソードがあります。




5歳の頃からソフトボールをしていました。
プロ野球選手になりたいと
私は口にしていましたが、




「プロ野球選手は男の子しかなれないんだよ」




そう言われて、私はショックを受けました。



今思えば女の子だから
できない事があるのは変だなぁと思いますが、
当時はただただ悲しかったです(笑)





いつ頃からか嫌なものが増えてきました。



ちゃん呼びされるのが嫌


髪の毛は伸ばしたくない


スカートを履きたくない


ハートやピンクのものを身につけたくない


でも周りやお母さんはそれを求めてくる。




周りの子と比べられたり、
どうして?と疑問に思われたり
変だといじられたり
自分がどうしたいかなんて口に出せなかった




小学校低学年の頃くらいまで人見知りが酷くて
あまり多くの友達と関わらなかったからか
小学校中学年くらいから自分が周りの子と違うことに気づき始めました。



それからも気持ちは増していきました。

かっこいいものを身につけたい。

男の子と遊びたい。


体育の授業で活躍したい、目立ちたい。



当時好きな子は居なかったけど、
その頃からなんとなく
自分は女の子が好きなんじゃないかな
と感じていました。



今思えば、自分は他の子と違うと感じていたので
ここで同性の子を好きになったらダメだって
無意識に制御していたんだと思います。




男の子は恋愛対象ではなく遊び相手です。
むしろ男の子が女の子とじゃれてるのを見ると
嫉妬のような気持ちも抱いていました(笑)




自分の体の凹凸がはっきりしてきて
胸に膨らみが出てくるのが
嫌でたまらなくて気持ち悪かったです。


お母さんと買い物に行くと
可愛い服ばかり渡してきて、
こんなの着たくないと言って、
どんなのが着たいのか聞かれても、
本音を言える訳もなく
どうにもならない苛立ちで
買い物に行けば必ず
私は機嫌が悪くなってしまいました




途中からは
「ジャージが好きなの、動きやすいから。」
そんな適当な事を言って
ジャージばかり着ていました。





本当はもっと好きなものを主張したいし
好きなものを着て過ごしたかった。




小さいときはお父さんにカメラを
向けられるのが大好きだったのに、
自分の違和感に気づいてからは
鏡や写真に映る自分が嫌で写真を避けました。



男の子が好きな子の話をしている時に
私の名前が出ると
「あいつは女じゃないからな〜」
と笑ってバカにされました。




同性愛者であった私からしてみれば
ショックでも何ともなかったし、
女じゃないと言われても
別に構わないはずでした。



だけどすっごく屈辱的な気持ちになりました。



今でも同じ気持ちになる時があるけど
どうしてこんな気持ちになるのか
未だに自分でも分かりません。






卒業アルバムの寄せ書きには沢山の人から
「中学では女らしくしろよ〜」
と書かれていました。



うるせーーー!とか言ってたけど、
女らしくしないとずっと否定されるの?
誰も本当の自分なんて
受け入れてくれないだろな
そんな気持ちでいっぱいでした。



あの頃は中学生になって
スカートを履くのが嫌で嫌で、
中学校生活が不安でたまらなかったです。



なんやかんや小学生時代は
すごく楽しかったのですが
裏側にはこんな気持ちばかりでした。








今私と同じような気持ちの方がいたら伝えたい


自分の好きなものに
正直に生きて欲しい。





自分が楽しいなって好きだなって思えるもので
魅力的に感じたもので自分を染めてあげて欲しい



自分の心に嘘をつく行為が1番辛いです。



親に言われても自分の着たいものや好きな物を
堂々と選べばいい、楽しめばいい。



お子さんの好きな物の話を
笑顔で聞いてあげて欲しい。
否定しないで受け止めてあげて欲しい。



何かを好きになることはとても素敵なことだから。



周りと少し違うくても恥ずかしがらずに
誇らしく思って欲しいなと思います



偽りの自分で過ごしても、
やっぱり息苦しいんです



すごく勇気がいることかもしれないけれど
少しだけ頑張ってみたら
見る世界が広く、変わるかもしれない。



たった1人でもいいから
本当の自分を認めてくれる人に出会えた時、
あなたの人生は変わると思います




そんなふうに感じてからは些細なことでも
素敵だなと思うことは友達にも
伝えるようにしています。



あなたが何気なく言った言葉が
誰かを支えているかもしれません




大切な家族や友達に言われたら
余計嬉しいです😌




大切な人の好きなものを愛せる人でありたい。
そんな人で溢れた社会になったら
多くの人が自分らしく生きられるようになる
すごく素敵な世界になると思います。



その人のファッション、髪型、好きな人
好きなもの、趣味、全てに
その人の想いが詰まっている特別なものです。



私はただ外見をみるだけではなくて
そこからその人らしさや想いを知って
その人の個性や価値観を大切にしたい。
その人自身を知りたいといつも思います。





最後まで読んでくださりありがとうございます(^-^)

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