曇り空と雨の中で 北へ
天気予報が週末以外は全て雨。それなら土日の晴れ間に、みちのく潮風トレイルを歩いてみたいので、その日に合わせて、岩手県宮古市に入ろうと考えました。気仙沼大島を出発して、目指すのは中継地点になる釜石市。その道中にて陸前高田市。山道を抜けると、一面平野が広がっていて。市街地が高台移転した後で、海沿いは伝承館、道の駅、震災遺構。一つ一つをしっかり歩き、伝承館も見学しながら、三陸地域の災害と隣り合わせであった歴史を知り、ここにも街があった事を想像しながら、さらに北へと向かいました。
市街地は高台移転して、完全に切り分けられている印象でした。市街地の方も行ってみたい気持ちもありつつ、時間を確保できませんでしたが。陸前高田は道の駅が伝承館と併設されていて、お昼ご飯を食べたり、復路時に再び気仙沼大島を拠点にした際も、大船渡への道中、食材の調達などとても便利でした。地産の食材を手に入れられるのは、食事面での栄養が偏りがちになる旅の道中、とても貴重です。
それと、写真とは関係ない話ですが、気仙沼にあるアンカーコーヒーが出しているスイーツの焼きドーナツ。美味しくて大好きになってしまったのですが、陸前高田産の味噌を使用した焼きドーナツ、ダークホース的に意外な美味しさ。これを最後、仙台でバイクを返した後に、仙台店で食べた時に衝撃を受けてしまい、もっと気仙沼にいる時に買って食べれば良かったと思ってしまいました。
Lomography Simple Use
Fujicolor Superia Premium 400
Rikuzentakada
フォトカノン戸越銀座店で開催中の「PHOTO2021」に、昨年の東北の旅で撮ったフィルム写真で一枚参加しています。今月19日まで。
会期中はこちらのnoteでは旅の道中、simple useというフィルム交換のできる写るんです的なカメラで撮影したフィルム写真の中で再び2021年に旅した三陸海岸沿いの旅を記して行きます。
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