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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「違和感は大切」 ~VOL.24~

こんにちは!

今回VOL.24では「違和感は大切」について触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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本音と建前

本音とは、自分の真の気持ちや考えを指します。一方、建前とは、社会的な規範やマナーなどに基づき、表向きに表現する言動を指します。具体例を3つご紹介します。皆さんも日々の生活を思い出し振り返ってみてください。

例1:職場での同僚との会話
・本音
「Aさんの仕事ぶり、正直イライラする。」
「Bさん、もっと積極的に発言してほしいな。」
・建前
「Aさん、最近頑張っているよね。私も見習わなきゃ。」
「Bさん、いつも冷静で頼りになるね。」

例2:家族間の会話
・本音
「お母さんは過干渉すぎて、正直しんどい。口出ししないで。」
・建前
「お母さん、いつも心配してくれてありがとう。自分で考えてみます。」

例3:目上の人への対応
・本音
「Cさんの話はいつも長いし、自慢話ばかりでうんざりする。」
・建前
「Cさん、いつも貴重なお話をありがとうございます。」

本音と建前の使い分けは、生きていく上で誰もが自然とやっているでしょう。ただ、建前ばかりを使い続けると、人間関係に亀裂が生じたり、ストレスが溜まったりする可能性もでてきます。大事なのは建前と本音のバランスです。上手に本音を使うためには、以下の点を意識すると良いでしょう。

  • 相手との関係性を築く

  • 相手を尊重しつつの伝え方

違和感は大切

コーチングしている際に、クライアント側が建前ばかりで本音を言ってくれていない場合、本質的な対話ができず、目指すべき未来に向けてもブレてしまいます。だからこそ、コーチとクライアントが信頼し合い、対等な関係性を築いていくことが重要になってきます。

ですが、どれだけ良い関係だったとしても、クライアントが発する言葉がいつも本音で真実とは限りません。コーチは言葉に注意深くありながら、裏にあるクライアントの本音についても意識を向ける必要があります。

そんな時こそ「違和感」です。

対話の中で矛盾を感じる。
声のトーンがいつもと何か違う。
表情が一瞬くもったようにみえた。
瞬きが多かった。など

違和感を感じる瞬間こそが、裏にある本音が見え隠れしている可能性があります。場合によっては違和感をそのままにすることもあるでしょう。あえて、フィードバックとして突っ込んでみることもいいでしょう。

無意識の場合もありますが、本音を隠そうした理由がきっとあるはずです。だからこそ、伝える際、相手に対して尊重することを忘れないこと。「今、声のトーンが変わったように感じましたが、何か話したいことはありますか?」と確認することもひとつでしょう。そのような対話を続けていくことで、新しい気づきにも繋がっていきます。

大事なのは、相手の状況に合わせてコーチが違和感を大切にして、クライアントが見ている視点で相手は何を感じているのかを探求すること。その姿勢でコミュニケーションをとっていくことが重要です。

以上、違和感は大切でした。

息子が大好きな海。特にカニや魚がいそうな磯付近。
炎天下にも関わらず、我を忘れるくらい夢中になって探索していました。生き物が本当に好きなんだな〜と見守るパパでした。



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