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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「カウンセリングとの違い」 ~VOL.3~

こんにちは!

今回VOL.3では「コーチングとカウンセリングとの違い」について触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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コーチングとカウンセリング

元々コーチングはカウンセリングの派生したスキルです。受容と共感をベースにしてクライアントとなる相手とどのように関わっていくかという点は同じです。では何が違うのか?

人間のエネルギーレベルを基軸とした時、正常値を0としましょう。0よりマイナスの場合は、エネルギーが弱っていて、わかりやすく言えば弱っている状態です。一方、0よりプラスの場合は、エネルギーが高くなっていて、元気な状態です。

・カウンセリングはマイナス状態を0に戻す行為。
・コーチングは0から更にプラスにしていく行為。

カウンセリングは、主に傾聴を重視していきます。まずは話を聞いて、状態を把握しながら、安心感を与えていくのがベターです。マイナス状態な相手に対して、質問や承認や提案までをしてしまった場合、相手からすると攻撃されている、自身でもわからない、などとフリーズしてしまうかもしれません。

一方、コーチングにおいては、傾聴や質問や承認をベースに、フィードバックや提案といったことまで流れ次第では早々におこなっていきます。最終的には、相手方が自身で気づきを得て、行動にうつしていけるように関わっていきます。基準となる0の状態を更にプラスにしていくイメージです。

例えば、クレーム対応をすることになったと仮定してください。感情的になりクレームを言っている状態はマイナスな状態といえます。クレーマーに対して、質問や承認や提案をしたら更に逆上するかもしれません。一般的にまずは話を聞いて落ち着かせることが先決でしょう。

要するに、目的が違うということです。

更にプラスにしていくポイント

コーチングは、先ほどのエネルギーの正常を0基準にした場合、更にプラスにしていく行為です。その過程を構造的に分解すると、ポイントは4つでシンプルです。

1:目標を明確にする
コーチングおいて、ゴールとなる目標設定はとても重要です。目指すべきものがなければ、コーチングしようがないからです。コーチとクライアントとで対話をしながら、時間をかけて目標を決めることも多いです。

2:現状を明確にする
目標がみえてきたら、現状の確認をして明確にしていきます。状況の整理をしていく流れです。自身でわかっていたつもりでも、何に行き詰まって、どこがうまくいっていないのかなど、客観的に見えていない視点が必ずあります。クライアント自身で気づけていない部分に対して、光明を照らし明らかにしていくことが重要。

3:目標と現状のギャップを明確にする
当たり前ですが、目標と現状にはギャップがあります。そのギャップを明らかにしていきます。そのギャップを埋めていければ、目標に近づいている可能性が大きくなります。

4:ギャップを埋める行動を明確にする
コーチングにおいては、クライアント自身が気づきを得ることが重要なひとつです。せっかく気づきを得たのに、行動にうつさなければ、現状は何も変わりません。よって「いつ・どこで・だれに・なにを・なぜ・どのように」行動にうつしていくのかをサポートしていきます。コーチングおいては、行動の結果に対しての良し悪しに焦点をおくよりも、クライアント自身で決めた行動に焦点をおきます。仮にその行動が上手くいかなかったとしても、繰り返しコーチングを通じて、目標に近づいていくイメージです。

以上。カウンセリングとの違いでした。

公園で遊ぶ祖母と息子との1枚。
なんだろう、なんか微笑ましく、撮影してしまいました。
祖母は数年前ガンを患い、余命数年とまで宣告されたが、初孫が生まれたことによって、ガンは完治し余命も過ぎた。今では病気だったのが嘘のように、ピンピンしている元気なばぁば。生きがいを見つけた人間のエネルギーには驚き。
これからも元気なばぁばで、たくさん息子と遊んでほしい。感謝。


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