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左脳っぽいキャリア本と右脳っぽいキャリア本

どちらも友人が上梓したキャリア本なのですが、印象が《左脳っぽい》《右脳っぽい》と対象的で、おもしろいなぁ〜と思っての投稿です。

《左脳っぽい》VUCAの時代にどう生きるのか?を論理的・実践的に指し示してくれる一冊「ライフピボット」

#ライフピボット は、キャリア理論や心理学理論をベースに、具体的な実践方法が書かれていて、懇切丁寧。誰でも取り組めそうな感じがあります。必要なことはもれなく網羅されているミーシー(MECE)感というか、サービス精神をすごく感じました。作者:黒田 悠介さんのお人柄がそのまま1冊になった感じがします。読んで、自分が今やるべきことを再点検できました。

《右脳っぽい》スナックのママが耳元で「いいのよいいのよ」とささやくように、明日の元気をもらえる一冊「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」



 #45歳からのやりたくないことをやめる勇気 は、スナックに訪れたお客さまの身の上話や自分の体験談を、独自のキャリア論に昇華させるという 作者:木下紫乃さんワールド全開ですね。ついつい、その世界観に引き込まれます。こちらは読んでいて、フレーフレー!ドンハマ★さーんって、応援されている感じが強くて、読後感がホクホクします。

《おまけ》こんな一文がどこかにあります。これってあの人ですね。

彼女ができない悩みを抱えた男子がフラっと入ってきて、「今度、お見合いパーティーに行くんです」って。それを聞いた、たまたま隣に座っていた絵本の読み聞かせを趣味している方が「そこで仲良くなった子とデートするときに、絵本を読み聞かせしてあげなさい。グッとくるから」と謎過ぎる、でも彼としては真剣なアドバイスをした。



脳みそに響く感じは対照的な2冊ですが、どちらも人々への愛情や応援という作者のまなざしがベースにあって、それもひしひしと伝わってくる作品です。

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