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【ライフシェア】ライフスタイルの変化に合わせた働き方を模索する生き方

ママボランのキャリアデザインプログラム(CDP)を受講しています。
せっかくの機会なので、イベントや研修で学んだこと・感じたことを発信していきたいと思います。アウトプットすることで自分の学びにもなるし、キャリアを模索している方の参考になれば嬉しいです。

イベントテーマ:【ライフシェア】子どもと自分の成長や、ライフスタイルの変化に合わせた働き方を模索する生き方

このテーマは今まさに私が叶えたいと思っていること。
「ライフシェア」イベントでは、さまざまな働き方・生き方をしているワーママのお話を聴くことができます。今回のゲスト(スピーカー)は、出産後2度の起業をした上で今は会社員をしているという方。

【スピーカー】井上愛美さん
1984年生まれ。2007年に一橋大学を卒業後アクセンチュア株式会社に入社。IT→戦略系のコンサルタントとして6年間奮闘。そのあと、リクルートでWeb事業プロデューサーとして事業立ち上げを1年間担当後、娘の妊娠・出産で子どもの発達や教育に興味を持ち、幼児教育の領域で起業。
インターナショナル保育園・アフタースクールを設立・運営を4年間運営後、2019年に上場企業に事業譲渡。
そのあと、個人会社を設立し、1年間フリーランスのコンサルタントとして活動。
2021年に個人会社をたたみ、会社外資系の大手IT企業に就職。
今は、ECサイトのバイヤー(カテゴリー責任者)として在宅メインで働いている。

ママボラン

スピーカーの井上さん、とにかくお話が上手でわかりやすく、ロジカルスピーキングのお手本のような方でした。話の内容に無駄がなく、質問への回答もすべて的確。私は構造化して話すことが苦手で、要点をうまくまとめられずダラダラ話してしまう傾向にあるので彼女のロジカルな話し方に序盤から惹きつけられてしまいました。

起業や会社員という働き方について

■起業→フリーランスのあと、会社員に戻ったのはなぜ?
子どもとの時間をゆったりとりたくてフリーランスを1年やったが、仕事もしっかりやりたくなったから。また、収支が安定しないと心も疲れてしまうので安定収入がある会社員がいいと思った。今は気持ちが落ち着いて、子供により向き合えるようになった

■会社選びの軸は?
今あるものをいかに良くしていくかを考えることで次に繋がっていくと思っているので、まずは会社から求められるパフォーマンスをしっかりあげることを考える。その上で、自分のやってきたことが役に立つのかどうか・子どもが小さいので周りに迷惑をかけないかどうかという視点で選んだ。

■起業して失敗したらもう会社員には戻れないのでは…と考え、踏み出せない方も多いようですが?
起業して会社を運営し利益を出し続けるという経験は、それが成功していても失敗していても、採用する側(企業)にとってはポジティブなことだと思っている。だから、一度起業したからといって、会社員に戻れないということはないです。

■起業するにあたり必要なことは?
利益を生み出し続けられるかどうかなので、その目処がたっていれば起業しても良いと思う。
キャリアチェンジをするときは、崖から飛び降りてはいけないと思っている。食べていけるようにリスクヘッジをする必要があり、これがダメでもこっちでやっていけば大丈夫と思える何かを作っておいた方が良い。

■異業種での起業をされていますが、準備期間は?
準備期間は半年。保育と教育の両面について学びつつ起業に備えた。
保育:コンサル面でのお手伝いをしつつ組織の運営等を学ばせていただいた
教育:IQについての勉強や資格取得など

ワーママとして大事にしていること

・愛されているということをずっと伝え続ける
・一緒にいる時間を楽しく過ごす

子どもに見せたい姿

人生は楽しいんだということを見せられたらいいなと思っている。
うまくいかないこともたくさんあるけれど、諦めずにやり続けていたら楽しいことがたくさんある。楽しそうに仕事をしたり、楽しそうに色々なことに挑戦している姿をたくさん見せて、仕事をすることに対してポジティブに思ってもらえるようにしたい。

ワーママが仕事をするメリット

子供と過ごす時間は少し減るけれど、
・仕事は楽しいよと娘に伝えられること
・仕事でしか得られない経験ができること
・自分でお金を稼げること
・子どもの教育やどこに住むかという選択肢を広げられること

チャレンジし続ける原動力

挑戦すれば挑戦するほど自分の選択肢が増えていくと思っている。
今の会社は、新卒だったら絶対に入れない会社。今までのキャリアや挑戦を評価してもらったから入社できたのだと思う。

若手の頃は失敗すると落ち込んでいたけれど、今は失敗を失敗と思っていない。良くなるための過程と捉えている
クレームやお叱りを受けた時の対応が大事で、きちんと対応するとお客様の満足度は逆に上がったり、より信頼していただくという経験をしてきた。失敗は長期的にはポジティブなことと思っている。これまで失敗だらけだが、全部教訓になっているので結果的には良かったと思う。


自分らしい働き方を手に入れている方って、皆さんとてもポジティブ。
井上さんの「失敗は、良くなるための過程と捉えている。長期的にはポジティブなことと思っている」という言葉がとても響きました。

そして個人的な一番の収穫は、ロジカルスピーキングが優れた方を目の当たりにしたこと。それによって、自分の不得意分野が改めて明確になったこと。私は、人の話を聴いたり雑談をするのは大好き。でも、面接での自己PRやスピーチ、大勢を相手にするプレゼンは大の苦手(1対1は好き)。
ロジカルスピーキング。新たな学びのテーマができました。

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