『flock』 No.7
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『flock』 No.7

呑喋処 はじめまして

はじめに


東京都南青山で営業しております『呑喋処 はじめまして』店主の金田と申します。店名が『はじめまして』なので、挨拶の「はじめまして」とややこしくなってしまってごめんなさい。

この度、当店発行のWebマガジンを創刊させていただきました。なぜ飲食店を営みながらWebマガジンを立ち上げたのかと申しますと、誰もがあらゆる情報を発信できる“情報発信過多”な世の中で、個人や一商店が情報を発信していくにはどうしても限界があります。その限界がある中でより多くの人に届けるにはどうしたらいいか考えた結果、“個”ではなく“群”で情報を発信したらどうだろうと思い至りました。

連載は当店の情報だけでなく、あらゆるジャンルで活動されてる方に声をかけ連載をお願いしました。“個”では難しかったけど“群”だからできる充実した内容になっていると思います。毎月7日に300円で発行します。最後まで読んで頂ければ決して損は無い内容となっております。

Webマガジン『flock』、よろしくお願いいたします。


Webマガジン『flock』発行・編集・責任 『呑喋処 はじめまして』店主 かなだたつる






『呑喋処 はじめまして』からのお知らせ


あけましておめでとうございます!!
新年最初の『flock』発行です!!
今号は新年特別号といたしまして、全て無料で公開させていただきます!!
この機会に是非読んでみてください!!
読み応えのある連載が揃ってますよ!!


そして当店からのお知らせです。


1月14日(火)に当店にてポーカーのイベントを開催します。

2019-12-31 13.40のイメージ

ディーラーさんを招いての本格的なイベントです。
ポーカーは1ゲーム2,000円で参加できます。
ギャンブル性は一切なく、あくまでもゲームですのでご安心ください!!
この日もフードやドリンクは500円でご提供しますので見学だけでも是非とも遊びに来てください!!


他にも色々イベントを企画していきたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします!!






昇万亭竜好 『東京タワー 〜落語と列車と時々お酒〜』


【かなだたつるによる著者紹介】

昇万亭竜好のことは昔から知っています。よく会うようになったのはここ数年のこと。よく会うようになって驚いているのが、恐ろしいほどに落語にのめり込んでいることです。仕事帰りの寄席なんて当たり前、休日には落語会をハシゴするなんてこともよくあるほど。「恐ろしい」と書きましたが、比喩ではなく狂気すら感じるレベルで、まさに「恐ろしい」ほどのめり込んでいるのです。
でも、落語にそこまでのめり込めるのは最高に幸せなことで、そして最も“東京らしい”趣味なのだと思います。粋ってやつです。そんな落語の世界にのめり込んだ昇万亭竜好の連載。落語に少しでも興味がある方にオススメです。



題 「其の七 落語初心者のための生落語観賞について ~正月の寄席~」

あけましておめでとうございます。
毎回大好きな落語についてご紹介させていただいておりますが、私自信が落語初心者として観てきたこと、思ったことを今年もお伝えできればと思っております。

そういえば私が落語を観はじめたタイミングって、ちょうどこのwebマガジンの生みの親(?)「呑喋処 はじめまして」の開店時期とかぶります。
ということは私も落語を観るようになってはや1年経ったんだなあ、そしてこの1年で結構な回数落語を観たなあとしみじみ思う今日この頃です。

さて今回は新年・お正月ということで、正月の寄席についてご紹介いたします。

ところでお正月っていつまでがお正月なんでしょうか?
元日?三が日?松の内?あるいは節分までとか?
おそらく地域や職業、家庭の伝統など人それぞれではないでしょうか。
落語界ではお正月は「二之席」までといわれています。
寄席興行では1ヶ月を10日ごとに分けて上席(1~10日)・中席(11~20日)
・下席(21~30日)と呼んでおりますが、特に1月は上席を「初席」、中席を「二之席」と呼んでおります。
「二之席」までということはすなわち1月20日まで。ここまでがお正月ということになります。
この期間の寄席はまさにお正月らしい見世物があったり、落語家さんたちも正月にちなんだ噺を多く観ることができます。

そんなお正月の寄席の「初席」と「二之席」の特徴についてそれぞれ簡単にご説明します。

初席(1月1日~10日)

初席は顔見せ興行といわれており、多くの芸人さんが入れかわり立ちかわり登場します。とにかく一人でも多くの落語家さんを観たい方にはもってこいです。
ただし一人あたりの持ち時間が少ないため、ちゃんとした落語を観られる機会は少ないです。また、この期間は世間がいわゆるお正月のためなのか、とにかくお客さんが多くどこの寄席も立見になるほどです。(大体のお客さんは笑点メンバーとか一般的に有名な芸人の出番が終わると帰りますが。 笑)
ちょっとためしに落語でも観てみようかという初心者の方としっかりとのんびりと落語を観たい方にはおすすめしません!

二之席(1月11日~20日)

初席に対し、二之席は通常の寄席と同じくらいの数の芸人さんが登場します。ですので持ち時間も通常の寄席のようにだいたい15分くらいになるのである程度しっかしりた落語を観ることができます。
一方で、初席同様にお正月にちなんだ見世物はまだまだ行われておりますので、1年のうちこの時期にしか観られない芸をゆっくりと観ることができます。
何よりも人気・実力のある落語家さんが多く出てきますので初心者の方にもおすすめです!
まだ落語を観たことがない方、お時間があればぜひ二之席に足を運んでみてください。
おもしろいものが観られるはずです。笑






灯 『ことてら』


【かなだたつるによる著者紹介】
『flock』創刊後初の新連載です。まず“灯”と書いて「あかり」と読みます。私との出会いは2011年、東日本大震災が起きた頃。当時、私のTwitterによくリプをくれていた方がいました。それが灯さんです。(Twitterアカウント名は違います)
それからもTwitter上でのやり取りはあれど会うことはなく、もちろんどんな方なのかも存じ上げなかったのですが、先日、まさかの当店に突然ご来店いただいたのです。まず驚いたのがイメージしていた方と全然違う。何より若い。まだ22歳らしく、「初めてリプくれたの中学生だったんですか?」と衝撃の事実。
ただ、驚いたものの、当時私が書いていたものが中学生の届き、こうやって年月が経って訪ねて来てくれるなんてとても嬉しいことです。さらに灯さんはずっと“詩”をいろいろなところで書いてきたみたいです。商業作品を手がけたりしています。だったらスカウトするしかないでしょう。
灯さんには過去に書いたものの、どこにも発表せずに終わったものを中心に連載していただきます。埋もれた中にお宝があるかもしれません。まさに『flock』のコンセプトに相応しい“青田買い”新連載です!!



【なんだか】

忘年会で集まって

よいお年を

蕎麦食べて

あけましておめでとう

お餅を食べて

本年も宜しくお願いします

そしていつもが始まる

たったの二週間の出来事

意味ありますか

意味ありました

本年も宜しくお願いします






繁文 『ずぼらレシピ』


【かなだたつるによる著者紹介】
私とは青春時代を共に過ごした盟友です。若気の至りを謳歌した仲間です。そして、当店でもイベントを開催したこともある『とろろ 繁文』の店主でもあります。繁文の“とろろ汁”は、今まで食べてきた“とろろ”とは一味違う絶品。昔から馴染みのある「遠州とろろ汁」に試行を重ね、独自のアレンジを加えた他には無い逸品

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とろろ以外も何を作っても美味しいので、レシピを連載しないかとスカウトしました。食卓を彩る一品の参考にして頂けたらと思います。


【繁文のお餅活用レシピ】

こんにちは。繁文です♪
購読いただきありがとうございます。
令和2年になりましたね。本年もよろしくお願致します。

今回のずぼらレシピは、お餅を使ったレシピをお届けしたいと思います。お餅なので冷めたら固くなってしまいますので、熱々のうちに召し上がってくださいね(^^)/
 
(1)餅入りちくわ

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【材料】
ちくわ好きなだけ・お餅はちくわに入るだけ・白ごま少々  

【作り方】
① お餅をちくわに入る大きさに切り、ちくわに入れる。(温めるとお餅がちくわから出てくるので端は少し余裕を残す)
② お皿に入れラップをし、レンジ600wで1分半ほど温める。
③ 調味料(酒・みりん大さじ1、砂糖小さじ1・醤油大さじ1.5)をフライパンに入れ沸騰させる。
④ ②で温めた餅入りちくわを③に入れ、汁が少なくなるまで煮詰める。
⑤ お皿にもり白ゴマをかける。

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~完成~
  


(2)お餅載せピザトースト

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【材料】 
具(餅1個、ハム1枚、チーズ1枚、ピーマン半分)
ピザソース好きなだけ(お餅を乗せるので少し多めがお勧め)

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【作り方】
① 食パンにピザソースを塗り、具を全部のせる(チーズは1番上)
② オーブントースターで3~4分焼く。

~完成~


(3)厚焼き卵の餅めんたい

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【材料】
卵3個、塩こしょう少々、餅1個、スパゲティソースの明太子ソース1人前


【作り方】

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① 餅を小さく切る。
② 卵3個をよく混ぜ、塩こしょう少々しさらに混ぜる。明太子ソースの袋に入ってるきざみ海苔も一緒に混ぜる。
③ 卵焼き器を熱し油を大1.5くらいを入れ、②の卵を1/3入れる。
④ すばやく①で切った餅と明太子ソースを卵の上に載せ卵で巻き、包む。
⑤ 残った卵を2回に分けて④に入れ卵を巻く。
⑥ 巻き終わったら弱火で両面1分半ずつ焼く。

~完成~


インフルエンザが流行してますので注意してくださいね(^^)/






和利 『食道楽が一番幸せ』


【かなだたつるによる著者紹介】
当店の常連さんです。出会ったのもお店です。出会って半年と経っていないのに彼女から教えてもらったお店がもう何軒もあります。とにかく色んなお店を知っているのです。驚きます。自分で言うのもなんですが、私も意外とお店を知っている方だと思っていたのですが足元にも及びません。そんな彼女に「連載をお願いできませんか?」と打診したところ、

・記事に写真は載せない

・あくまでも紹介だけで評価はしない

この二つの条件でならと連載を受けてくれました。写真なし、評価しない、これ最高です。そして彼女が紹介するお店はまちがいないです。他のグルメサイトとは一味違うオススメのお店を是非参考にしてください。



【お蕎麦とカレー】

新年あけましておめでとうございます。

私の年末年始は絵に描いたような「呑み正月」だったのですが、ちゃんと年越し蕎麦もいただきました。

クリスマスぐらいに。(笑)

オススメのお蕎麦屋さんがあります。

『よもだそば』さん。

立ち食い蕎麦なのですが、本当に美味しいのです。

女性客も多い気がします。

私はオジさまばかりでも気になりませんが。

有名なカレーばかりでなくメインのお蕎麦も美味しいので是非食べてみてください!!






mabu 『まぶと写真たち』


【かなだたつるによる著者紹介】
後輩の紹介で知り合った活動が活発なフォトグラファー。どこでどんな仕事をしているのかが謎なぐらい活動が活発です。Instagram等(@mabu722)で作品の一部が見れますので覗いてみてください。人物から景色、プライベートなものから公式的なものまでとても幸せな写真を撮るのです。こんなに幸せな写真を撮るmabuちゃんですが、本人は活動の活発さと同じぐらいどことなく謎な存在です。笑
そんな才能と不思議さに溢れた彼女の才能を是非『flock』でも感じて頂けたらと思い連載陣にスカウトしました。写真とともに添えてくれた文章と共にどうぞ。



【#7 ストリートスナップ撮影】


フォトグラファーの増渕友美です!

新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!

2019年楽しかった!
こちらの月刊flockの連載についても、
2019年に初まり、現在も連載を続けることができ嬉しいです!
呑喋処はじめまして店主のカナダさん、
お誘いいただきありがとうございます⭐︎
2020年も、呑喋処はじめましてのカウンター席で
一人飲みするつもりです笑

2019年はありがたいことに
多くの新しい出会いのおかげで
公私ともに新たに挑戦して"始める"年でした。
2020年は物事を断捨離して
良い繋がり、人との時間や仕事を
大切にして"育てる"年にしたいです!

ということで、2020年!
カメラマン人生が始まるきっかけとなった
人物撮影を中心に取り組んでいく所存です!

今思えば、カメラマン人生の始まりは、
原宿のストリートスナップで声をかけて頂き
撮影された時だと思います。
当時撮影してくださったフォトグラファーは
福田結衣さん。
現在もファッショニスタとして注目され続けている女性の一人です。

スナップ撮影された後、
彼女の所属するストリートスナップを
運営している事務所にいき、面談。
採用後にすぐカメラを購入し、撮影しこの世界にのめり込んでいきました。

当時から初めて会った人をファーストインプレッションで
撮影するスタイルが好きです(*^^*)

ということで!今回は!
生意気ながら、
ファッションスナップの撮影プチテクニックを
掲載してみようと思います!

スマホでも実践できるテクもあるので是非試してみてくださいね!

■簡単3ポイント■
①腰の高さで撮る!
②顔を切る!
③わざとブレさせる!

みんな知ってるよ、レベルかもしれないけど
基本テクなので①も紹介させてください。

①腰の高さで撮る!

下記の画像、どの高さで撮影しているかわかりますか?

↓A

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↓B

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Aは胸の高さ
Bは腰の高さ
にカメラを構えて撮影しています。

Bの方が、モデルさんの腰の高さが上がり
脚が長く見え、顔も小さく見えませんか?
※足元の靴が違うので、わかりづらかったらごめんなさい!

そうは言っても、
Aの胸の高さで撮影することもあります。
胸の高さでカメラを構え、撮影する利点は
普段見ている目線の高さに近いことで"親近感"を演出できる、こと!

何を表現したいかで、撮影の高さを決めましょう!

服を綺麗に見せたい、モデルさんをよりスタイルアップさせたい場合は
是非Aの胸の高さで撮影してみてください⭐︎

②顔を切る!

基本、日本人は頭の大きめの人種なので(泣)
頭を切るとバランスが取れるが多いです。

また、顔を切ることで見て欲しいものに、より焦点がいくようになることも。

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顔を切る場合、その位置によっては
見え方が不自然になるので、トリミングしてみて
しっくりくる場所を探しましょう!
慣れが必要なので、持っている画像でトリミングにトライしてみてね!

③わざとブレさせる!

通常人物撮影ではシャッタースピードは1/125〜1/200で撮影しています。
最近、ハイブランドのイメージカットで
ブレている写真を見ませんか?
可愛いですよね!

ブレには大きく2種類あります。

被写体ブレと手ブレです。

被写体ブレは、動いているものだけがブレます。
手ブレは、写り込んでいるものが全てブレます。

いわゆるちまたで見かけるブレている写真の多くは
前者の被写体ブレです。

これを実践するために、設定を変えるのは
シャッタースピードです。

三脚でカメラを固定、もしくは脇を締めて手持ちで撮影してみてください。

今回下記の写真は、手持ち、シャッタースピード1/60で撮影しました。

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フレアスカートの揺れ具合がわかって質感すらも伝わる写真になりますねーうふ

ブレてしまいそうな、シャッタースピードで撮影してみてくださいね!

なんだかすぐに試せそうじゃありませんか?(^_^)


ありきたりですが笑
2020年も良い年にしていきましょう〜!

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Photographer mabu(Tomomi Masubuchi 増渕 友美)
AOI pro.子会社写真スタジオカメラマン。その後フリーカメラマンへ。現在は、田里弐裸衣カメラマンのアシスタント、学校や企業撮影、さいたま市報、エンゲージメントフォトやベビーなどの出張撮影を中心に活動中。
現在出身であるさいたま市報の表紙撮影も担当。
インフラエンジニアとしても挑戦中。

🎞 mabu photo studio

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OBH 『Not selling T-shirts』


【かなだたつるによる著者紹介】
『flock』は水道橋博士のメルマ旬報をモデルにしています。そのメルマ旬報の中で原田専門家さんが『Tシャツ連載』をされているのですが、『flock』でもデザイン連載をやりたいと思い、友人のデザイナーOBHに声をかけました。普段はカチッとした洋服のデザインを生業としている彼ですが、ここではとにかく遊び心溢れるデザインをお願いしています。私との会話は映画の話ばかりなので、映画関連のデザインでお願いしています。色々問題ありそうなので販売しない予定でしたが、面白いサイトを見つけたのでこれからは販売もしていきます。



【本腰入れます】

明けましておめでとうございます。
昨年はこのWebマガジンにお誘いいただきいい刺激を得ることができました。
その刺激をもとに今年はTシャツの販売を強化したいと思います。
販売は引き続き『呑喋処 はじめまして』の販売サイトをお借りしようと思います。

https://donchodokoro.designstore.jp/?session=5de33917-0240-47b3-b591-652bac1f1ea1

本年も宜しくお願いいたします。






34、 『泳ぐスピードで、東京を』


【かなだたつるによる著者紹介】
友人の紹介で出会いました。一言で言えば狂っています。エンタメ欲に狂っています。そして良い方向に狂っています。これ肝心です。良い方向に狂って、そして行き過ぎています。行き過ぎているから感性が面白い。その独特の感性を求め、今回『flock』立ち上げに伴いスカウトしました。34、独特の世界観を是非感じてください。


【TOKIO 333】

傘も持たずに港区芝公園
にわか雨と頬を寄せ合い夜の散歩。

指先をあたためるだけにポケットに挿した缶コーヒーの視線が痛い。

先端の輪郭がぼんやりした真っ赤なタワーを目指し、ちょっとだけよと、世の中で一番悲しい景色の中へ。

「前に逢ったのはいつだったっけな」ふと立ち止まって、瀕死5%のiPhoneをそっとポケットから取り出す。インスタグラム。スワイプ、スワイプ、スワイプ———。あ。2018年11月20日。ハッシュタグを見て心がギュッとなる。

「———#東京を生きる———」

脳内だけでふっと18歳にタイムスリップする。当時の私は、飢えて、乾いて、静かに、密かに怒り狂っていた。広大な土地、海と山が綺麗で空気が美味しい場所、息苦しい、ナニモナイバショ。ままならない事の一切を、この場所のせいにして。誰の意見も耳に入れず、そこから逃げた、贈り物の箱を開けるような気持ちで、ただ晴れやかに。

「元気?家から東京タワー見える?笑」

家賃6万7千円の1R、みんなが住みたい街三軒茶屋のアパートにしがみつきながら、携帯の液晶を眺め、チッと舌打ちをしたりして東京を生きた。道行く人はみんな悪い人に見えて、しんっと静かな電車内の冷ややかさには頬がピリつく。私はこの街が大好きなのだ。

雨に濡れた東京タワー、
深い闇の瞳をしたオトコの舌より、ラム酒の合間に吸うタバコよりも甘美。
雨に濡れた東京タワー、
それにずっと濡れて奥で発情する。
小さな動物みたいに。

 ̄馴れ初め_
小学生だった頃の夏休み、水の中で泳ぐことが大好きで楽しくて、学校のプールに毎日通っていた。インターネットもスマホもSNSもない時代。高知の田舎出身なので、娯楽がそれくらいしかなかったというのも、私を毎日プールへ向かわせる理由のひとつだったように思う。
好きなことはずーーっとやっていたいタチなので、ある日の帰り道にふと、こんな事を思いついた。「このじりじりとしたアスファルトの道も、ぜーーんぶぜんぶ水で満たされてしまえばいいのに。そしたら、そしたら…およいで家に帰れるし!」あまりのグッドアイデアに鼻の穴をふくらませ、水の中に浸かる町を夢想した事を、今でもよく覚えている。

——そして私はそのままオトナになって、東京という街を少しづつ知って、毎月家賃を払う大変さを知り、無意識に迫り来る刺激の多さに振り回され、街をながめて「知らない人ばっかりだな」と不思議な気持ちになったりして、この街との付き合い方も距離感も変化した。今、小学生の頃に夢想した、あの『泳ぐ』感覚で街を歩くことが一番しっくりくるので、連載のタイトルとして掲げました。
そもそも、“泳ぐ”という動詞には、[水の中を移動する]以外に複数の意味がある。
——前のめりになってよろめく。
——人がたくさんいる間をかき分けるようにして進む。
——うまく世間を渡る。
——遊里で、遊びに夢中になる。
流れに身を任せたり、果敢に逆らってみたり、息継ぎしないで、いけるところまで。我慢して我慢して進むのも良い 。疲れたら思い切り全身のちからをぬいて その広い闇にただ漂うのもまた良いと、最近思えるようになった。

『泳ぐスピードで、東京を』
私が泳いだある日の東京を、ここに記録していく。

これを読んでいるあなたにも、
この水の中でお逢いできる事をたのしみに。






零説家 『豚汁の具材はこれでいい』


【かなだたつるによる著者紹介】
今回『flock』創刊にあたり、色々なジャンルの方が連載に協力してくれましたが、その中で、どうしても小説を連載してくれる人が欲しく、零説家さんに声をかけました。“零説家”はこのWebマガジンだけの名前です。本来は違う名前で小説家として活動されています。
零説家さんには『flock』ならではの基準で書いてもらうことにしました。その基準とは、

・先の展開は決めず、思いついたままどんどん書いていく

・書いたものの直しはしない

普段練りに練ったものを書いている人がこの基準で書いた場合、どんなものが出来あがるのか。とても興味深く面白い物語になるのではないかと思っています。“小説”と呼べるものができるかどうか不安なので「零説家」と名乗る小説家、『flock』にて連載スタートです。



【新年も言い訳】

あけましておめでとうございます。
まだ連載内容が決まっておりません。
本当に申し訳ございません。
次号までには必ず何か形にします。
本年も宜しくお願いいたします。






かなだたつる 『あちこちぼたもち』


『呑喋処 はじめまして」店主、Webマガジン『flock』発行人のかなだたつるです。世の中には「棚から牡丹餅」どころか、あちこちに牡丹餅(ネタ)が転がっていると思っています。そんな私が拾い続けた牡丹餅エピソードを紹介します。


【NHK】

昨年末にNHKで放送された『パラレル東京』観ました??

日本国民は全員見たほうがいいと思うぐらいの大傑作番組です。
今からでも遅くはないので何かしらの合法的方法を駆使して見てください。
震災の描写がメチャクチャリアルで恐くなります。
それと同時に小芝風花ちゃんが可愛すぎてファンになります。


もう一つ、これも昨年末にNHKで放送された『歪んだ波紋』とゆうドラマがあります。

報道のあり方を説いた社会派ドラマ。
昨今の時代背景もありとても考えさせられました。
このドラマもオススメです。
「情報」を発信することについてとても勉強になります。
それと同時に小芝風花ちゃんが可愛すぎてファンになります。

結局何が言いたいかと言いますと、2019年は最後に小芝風花ちゃんの可愛さに気づいた年でした。
本年も宜しくお願いいたします。






後記

Webマガジン『flock』No.7お読みいただきありがとうございました。
毎月7日発行なのに一日遅れたことが悔やまれます。
私の力不足です。
年末年始とお店の周年祭の準備で追われてました。
何を言ってたところで言い訳ですが。
来月からはちゃんと発行日守ります!!

そして、今号は新春特別号として無料公開としましたがいかがだったでしょうか。
本当に面白い連載が多いのです。
みんな才能ありすぎ。
羨ましい・・・。
次号からはまた有料に戻りますが、必ず後悔の無い内容となっております!!
今回を機に是非ともご購読のほど宜しくお願いいたします!!

才能ある人たちが少しでも多くの方の目に止まることを祈りながら、また来月の第8号もよろしくお願いいたします。



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呑喋処 はじめまして
何かと話題の南青山に開店しました『呑喋処 はじめまして』です。店名からは「何屋?」って感じでしょうが、簡単に言えば居酒屋とBARの間のようなお店です。都内随一の洒落乙エリアですが、フラッと気軽に寄れるお店作りを心がけております。お近くにお越しの際は是非遊びに来てください!