自己矯正記31 「会社のためのスタッフ=スタッフのための会社」
とある介護事業所の責任者をしながら年甲斐もなく新品のシューズに喜びを隠せない男、ryuです。
今日は私と言うよりも私の事業所のスタッフの話をさせていただきます。
「陰口が日常」
以前までのスタッフは他人の問題に対してとても懐疑的であり、「私には関係ないけど」というスタンスでした。
二枚舌とはこのことで、表では楽しく喋ってるのに別のスタッフの時は文句を言う。
そうやって全員がどこかで誰かの批判や否定をするのがどこか悲しく、自然と「仲良しグループ」のような派閥があったことも否めません。
誰かに対する指摘も一つ一つ私の元に持ってきて、「管理者が言ってください」と責任を負うことや悪者になりたくない思いが見え見えでした。
「過渡期の取り組み」
こういった状況を鑑みて、私は次のようなことをスタッフにお話しさせていただきました。
①問題はチーム単位で取り組むこと
②チーム単位で決めたことは事後報告でいいこと
③気付いたことは声に出すこと
④感情で話し合わないこと
⑤ここには味方しかいないこと
⑥私を含めて上下関係は存在しないこと
ここからは本当に七転八倒の日々。
言われたことを忠実に行おうとする人もいれば、言われてもできない人、意味を履き違えて独断専行してしまう人。
連絡が行き届かず認識がバラバラだったり、介護観の違いから話し合いでぶつかったり、知識の足りない人が論破されて凹んだり。
けど、スタッフたちは途中で投げ出さず、同じ方向を向いて取り組んでくれました。
「チームになった!」
そして現在。
ウチのスタッフは私がいなくても自分たちで考え対応し、陰口は言わず面と向かって対話で解決するチームとなりました。
私の事業所、とよく言いますが本来これは正しい表現ではありません。
私たちの事業所です。
こうなった会社はその規模に関わらず…無敵モードに入るのではないでしょうか?
互いのために存在する会社とスタッフは、その相乗効果でより質の良いサービスを生む。
このベースができたことは本当に嬉しくて、これからウチで働く人たちに胸を張って「良い職場ですよ」と言います!
ぜひリーダーや管理職の方は「絆の強いチーム作り」に取り組んでみてください!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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