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言葉の話 「存外と意外と案外と」

さ、始まります。
私のための言葉勉強記事です!

もう完璧な趣味😤
それではいざ参る。

「使い方」

実はどれも同じ文章で置き換えて使えます。

「存外、美味しい」
「案外、美味しい」
「意外と美味しい」

他にも類語で
「思いの外、美味しい」
「殊の外、美味しい」

ではその違いは何なのでしょうか?

「意味はどれも同じ」

ざっくり言えば
「思ってたのとちゃう」
って感じ。

では何が違うのか?

お察しの通り、「程度」です。
いずれもその程度が異なるので、説明させていただきます。

まず存外は
「思っていたものと様子や程度が違う」
という意味です。

それに対して案外は
「予想が外れた」「見当が外れた」
意外は
「予想もしていなかった」

分類としては案外と意外はニュアンス的に近いようです。

「字面からわかる違い」

「存」は「ある」
「案」は「考え」
「意」は「思ってること」「気持ち」
ここでの外の意味としては主に「そと」よりも「はずれ」です。

そのため
存外は「想像してたものから外れた」
案外は「考えが外れた」
意外は「思っていたのと違う」
※意外には驚きなどの感情が伴う

どれも同じに感じますが、それぞれの程度やニュアンスは全て違います。

「明確な違い」

美味しいに対してだと

「存外、美味しい」
=思っていた美味しいより美味しい
「案外、意外と美味しい」
=不味い、普通と思ってたけど美味しい

つまりイメージしていたものの態様などが変化していれば「存外」
イメージしていたもの自体から違っていれば「案外」「意外」
という使い分けになりますかね?


いかがでしたか?
調べながら書いているので私はとても楽しかったです!

現在夜の1時半…寝ます!

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