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ONE OK ROCKの好きな曲①

私が人生で一番ハマったアーティストがワンオクなのですが、今回はワンオクの好きな曲でも書きます。前回の好きなマーベルヒーローを書くようなノリです。


RE:MAKE

まずはリメイク。これは私がワンオクを知るきっかけになった曲で、そしてワンオクの中で最も好きな曲です。初めて聴いた時の衝撃が凄くてこんなカッコイイ曲を作るバンドがいるのか!?と感動しました。当時高校生で英語もサッパリでしたが(今も別に得意ではない)、圧倒的な疾走感で度肝を抜かれました。

歌詞は要約すると「もう後戻りはできない、破滅した友情」を綴っているのかな?と思います。恋愛ソングのようにも聞こえますが、甘い言葉などは一切使われておらず、ニュアンス的に、絶縁してしまった友人のことを書いてるのだと思います。

ボーカルのTakaが森進一、森昌子の息子だということはファンの間では有名な話なのですが、さらにTakaは元々はアイドルグループ NEWSの元メンバーでした。かなり特殊な生い立ちですので、その一生の中で裏切りだったり友人関係で色々苦悩を抱えていたのかな、と勝手に推測します。だからこのような破滅した友情を綴った曲を作ったのではないでしょうか?

サビの
I can't believe in you(きみのことは信じられない)
I'd see you another day another way(もっと別の形で出会いたかったよ)

という歌詞が、芸能界やバンド活動という特殊な出会い方をしてしまったが故に友達として関係が続けられなかった後悔のようなものを感じますね。remake(作り直し)はもう一度ゼロからお前と出会いたかったという願望の現れだと思います。疾走感のあるメロディとは裏腹に歌詞は結構切ないですね。

Nothing helps

この曲は「助けなんて要らない。ここまでやってこれたのは自分達の実力だ。お前ら(メンバーに対して)ありがとう」
という孤軍奮闘のバンド人生を綴った曲だと思います。前述した通りTakaは有名アーティストの息子で、さらに元ジャニーズで、ものすごく恵まれた環境ですよね。それゆえに「親の七光り」と呼ばれることに苦しんだのではないでしょうか?ある程度成功しても「いや親が色々裏でやってくれたんだろ?親に恵まれただけだろ」と言われる人生だったのは想像するに容易いですね。

親に恵まれたからこそ、親には頼らずに自分の手で未来を切り開いてやる。
という彼らの覚悟を現した曲であるのと同時に
お前たちがいれば俺はいつでも前に進んでいられる、というこれもまた友情を綴った曲でもありますね。

歌詞が全て英語なので少し取っつき辛さがあると思いますが、ワンオクの全ての曲の中でここまでストレートに自分達の想い・感情をぶちまけている曲は多くはありません。ワンオクの中では知名度は少し低い方の曲ですが、隠れた名曲、っていうやつだと思います。

お互い支え合える仲間を持てることは、幸せなことなんでしょうね。そんな仲間を持つことができた彼らが私は羨ましいです。

終わり


お気づきになられたかもしれませんが、ワンオクの曲って暗い曲が実は結構多いんですよね。社会に対しての不満や差別の是正など、そういった曲が多いです。歌詞が英語でオシャレな雰囲気、または激しいロックなので意外に思われた方が多いのではないでしょうか。彼らの抱える苦悩は意外と共感できるものもあったりします。

また機会があれば続きを書きたいです。

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