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「結婚願望はない」の一言だと言葉足らずすぎるのよ...

飲みの席で結婚願望の話になって。元々自分のことを話すのが下手くそなのもあるけど、独自色の強い自分の価値観を説明するのってわりとテクニックがいるなと感じた。

生き方の多様さが意識されるようになって、多様であること自体はだんだんと理解されやすくなり自由にはなっている。一方でそれは同時に、「これ!」と一言で表せるような言葉や枠がないということでもある。
つまり、多様で自由であるほど、毎回相手に丁寧な説明を加えないと理解が進まないというジレンマがある。


私の結婚観については、以前1本の記事にまとめた。

そこそこの分量を書けてしまうということからも分かるように、これを口頭で他人に説明するときに『結婚願望はないですね〜』の一言で終わらせてしまうと、絶対に等身大の自分像は伝わらない。
結婚願望がない=結婚やその周辺トピック全般に関心がない・否定的、という風に受け取られがちだからだ。


私の場合も、単純な興味がない状態とは違う。
ざっくり箇条書きにしてみるとしよう。

  • (具体的な相手が想定されていない状態での)結婚願望はない

  • 子どもは好きだが自分の子どもがほしいという気持ちはあまりない

  • 恋愛したいという気持ちはある、一応ちょこちょこ行動もしている
    (でも積極的に人に話さないせいで、周りからは何も行動していないように思われがちなんだと思う。あと行動量が足りていないのは事実。)

  • 性欲もあるし、幸せなセックスはしたい

  • 結婚生活や子育てに関して、世の人たちがどう工夫しているかやどんな多様な価値観が存在しているのか、といった点には興味がある
    (実際トークイベントに行ったり映画を観たりを読んだりもしている)

  • 恋愛経験が少ないこと(20歳前後の若い時期に恋愛を十分楽しめなかったこと)、自分が生きるのに精一杯で他人に愛情を向けられる余裕がないことが多いことなどに、地味にコンプレックスを感じている

こんな感じだ。

コロナ禍前から低下が始まり、まだ底を打ったばかりの私の気力。気力が低迷してコミュニケーションも減り、一時期弾力性を失っていた私の心。そのせいもあって、まだまだ軽やかなコミュニケーションまでの道のりは遠いなと。リハビリを続けていかないと。
あと、やはり表現力が圧倒的に足りない。それは会話だけに限らない、あらゆる自己表現を訓練していかないと。もやもやしてあ〜う〜って言ってたら、あっという間に寿命が来て人生が終わってしまう。


'23/09/17 最終更新(本文)
'23/09/23 最終更新(タイトルを一部修正)

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