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私をイメージしたカクテル2~ファッションによる対策~

前回のあらすじ

前回は「私をイメージしたカクテル」はやめておけ、という話であった。

今回はバーテンダー側はどう対応すればいいかの一例を紹介しようと思う。

洋服は内面の一番外側

初めてあった人の性格なんて分かるわけないが、どんな洋服を着ているかは見ればわかる。

ファッションにはその人の生き方や価値観が反映されるらしく、オシャレなひとは、相手の洋服を見ればある程度の性格が分かるらしい。(私は分からない。)

ファッションに疎くても、何色の服を着ているかは見ればわかるので、そこに注目すると良い。

カラフルなカクテル

カクテルの種類は無限大であり、カラフルなものも多く存在する。

ついでにフレッシュフルーツを添えて色味と華やかさを出し、「お客様の本日のお召し物の色にあわせてみました。」とか言っとけば、だいたいなんとかなる。

モノトーンコーデはどうするか

ここ数年でシンプルなノームコアのトレンドは落ち着き始め、よりデコラティブなものが増えてきたが、スーツがこの世から無くならない限り、モノトーンコーデが無くなることはない。

もちろん、白いカクテルや黒いカクテルもナシではないが、面白みにかけるだろう。

その時は、ブレスレットやピアスなどに注目してゴールド色のカクテルも素敵だと思う。

アイシャドーやリップの色に注目するのは、少し生々しく、リスクがあるようにも感じる。

入店時からサービスは始まっている

カウンターに座った後は、お互いの上半身しか見えない。靴やバッグが見えるのは入店時だけだ。

入店した時点、報われるか分からない観察をしておくことで、のちの心配りに影響が出てくる。

(ちなみに、デートで待ち合わせたらまずは靴を見るべきだ。それによってデートコースの徒歩移動距離とドレスコードを調整する必要があるからだ。)

結果ではなくプロセス

今回は「色」に注視してオーダーを考えたが、正直どれも正解である。なんだったら作ったカクテルがどんなに不味くてもそれほど問題ではない。

重要なのは、「なぜそれを作ったのか」という「理由」が重要だからだ。

「何歳に見える?」というクイズは「あなたのココが若く見えたから、少なく間違えてしまった。」という観察力が試されるのかもしれない。



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