私を弄んだ織田信長を許さない!~ベリーミルクへの裏切り~

本能寺の変

6月2日は「裏切りの日」です。
1582年のこの日、本能寺の変で、織田信長は明智光秀に裏切られ、自害したから。

ん?自害してるの?殺されたわけではないの?

これって本当に「裏切られた」と呼べるの?自殺なんだよね?
もちろん、そこまで追い詰めたのは明智光秀だし、イジメやパワハラで自殺に追い込んだら自殺を選択した側がすべて悪いというのもなかなか暴論だとは思うけれど、直接手を下したと思っていたなぁ・・・。

そもそも本当に明智光秀が襲撃したの?森蘭丸が「明智らしいっすよ」って言ったから死んだって、森蘭丸がウソついてたらどうすんのさ。襲撃は実際にされたとして、本当に明智だった?中傷の可能性は無い?

そもそもこれ、織田信長を主人公にしているから「裏切られた」になってるけど、明智目線なら「正義は最後に勝つ!」とかになるよね。
正義の反対は、別の正義でしかないんだよなぁ。

カスタマーサティスファクション

想像していたものが裏切られるのは非常に素晴らしいことだ。
顧客満足度(CS)は、期待値に対して、それ以上の結果をもたらしたときにプラスとなる。
なんでもかんでも奇想天外なことをすれば良いというわけではないが、あまり「裏切る」という行為に抵抗感を持ちすぎるものつまらないだろう。

イニシエーションラブ

裏切られたい人は、叙述モノのミステリーを読むのが一番手っ取り早いだろう。
もともとミステリーが好きな人は、勝手にたくさん読んでいるだろうから、ミステリーってそもそもどんなものか分からないような人向けにオススメを挙げておく。

イニシエーションラブは、2004年に発刊され、ベストセラーとなり、2015年には映画化がされています。
ラスト2行でのどんでん返しに魅了された人は数知れず、読みやすさとのコスパが非常にいい作品です。
ただ、困ったことにこういった作品を「叙述トリックのどんでん返し」とオススメした時点でネタバレという「裏切り」をせざるを得ないから紹介しにくい。
ミステリー小説の裏表紙のあらすじによる「裏切り」かたはいつだって秀逸だ。

ベリーベリーミルク

365日それぞれに、カクテルがあてはめられているが、6月2日のカクテルはベリーベリーミルクである。

ストロベリーなどのベリー類のリキュールのミルク割り。つまりはイチゴミルクだ。

苺みるくは裏切りを許さない

何を言ってるか分からない人はググらずに分からないままでいい。
ベリーベリーミルクはとても甘いお酒だけれども、私が飲むとどうしても「裏切られた人の顛末」がよぎり、苦味を伴う。あんまり好きになれないね。

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