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【noteがIPOしたぞ♫超簡単説明!】上場企業としてのnoteに期待すべきポイント

本日、noteが無事に上場(株式公開)にいたりました。
これまでの経緯はこちら
IPOの仕組みやプロセスをできる限りわかりやすく説明したつもりですよ♫
あと、後日談はこちら

公開価格

yahoo financeより

公募価格は340円でしたが、初値は521円と、⒈53倍の初値がつきました。
その後反落し、今日の終値は439円(公募価格に対して⒈29倍)です。
公募価格割れにならなくて、とにかくよかったです。

終値ベースの時価総額は約66億円です。
(上図のyahooはオーバーアロットメント分を抜いて計算されてますので少し低めです)

既存の大株主はロックアップが90〜180日なので、しばらくは現在公募の株のみが流通です。
しばらく大きな希薄化はない?でも下記の通りロックアップがかかっていないテンセントCVCの動きは気になります。

とにかく、上場おめでとうございます🎉

事業計画及び成長可能性に関する事項

note HPより

上場に合わせてこのような資料が開示されました。
事業計画!?と聞いてウキウキとみに行ったのですが、残念ながら期待していたよな有意義な情報は入っていなかったです。
気になったポイントだけ紹介します。

株主

直近に20億円も出してもらい現在4位の大株主、にもかかわらず超ダウンラウンドでご迷惑をかけまくったテンセントCVC(Image frame)が入っていない💦
目先の協業関係がないのかもしれませんが、いくらなんでも可哀想すぎる。

というか、すでに損切りで株式放出という流れに向かっていると言うことでしょうか。
市場への放出であれば早めの希薄化もありうるのでしょうか💦

noteが提供する価値

これはその通り。
みんながクリエイターになり、民度の高いファン=クリエイター同士の繋がり♫
良いプラットフォームと思います。

その起点となるのはクリエイターによる作品!

なのに、それを保護すべきバックアップ機能が未だに実装されていない。

これは何年も前にnote公式に実装を約束しているにも関わらずです。

上場企業として、ユーザーの大事な著作権成果をしっかりと保護すること、言ったことは守ること、この二つは即座に実行してほしいです!

財務KPI

財務KPIの構造が開示されたことは、今回の資料の最大の評価ポイントと思います。

note proはまだまだこれからなので、メインであるnote(個人ユーザー向けサービス)に注目しましょう。

要は、GMV×テイクレート=売上につながるということですがテイクレートは上がらないので、GMVを増やすことが重要という話です。

GMVとは流通総額(要はざっくり言うとnoter同士での投げ銭や会員費等の総額ですね、多分)とのことで、やはりコンテンツの質・内容とユーザーコミュニケーションの多さに依存するということです。

だったらやはり、最低限のバックアップ機能は作ろうよ💦
(上場企業になったのにcakesの二の舞は悲惨だよ、歴史に名を刻んじゃうよ)

CAGR

これは一種の詐欺でしょうw
直近は完全に成長鈍化していることは以前も書いたし、この図からも明らか。
FY2020→FY2021のCAGRは24%。
FY2021→FY2022のCAGRも22%くらいとnote(株)自身が予想しています。

なのに5年前の黎明期から合算してCAGR73%って、そりゃ上場企業の数値の見せ方として正しくはないでしょう💦

これをもう一度、72%とまでは言わなくても、40%〜50%にあげていく施策と確らしさを示せないと、本当にやばいと思いますよ?

上場し時価総額が60億円を超える評価を維持するのであれば、それに見合う事業計画をしっかり示せないといけないですね。
私は、まだまだ不十分だと思いますが、みなさんはどう感じましたか?

おまけ

上場に伴い、ブランドイメージ改訂……

改悪にしか思えない💦
以前の方が100倍よかったよ。

こんなこと言うの、私くらいだと思うから意を決して言うよ。

以前の方が良い!



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