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ミニマリストとは

今回は、『手放す練習』(ミニマリストしぶ著)を読んだ内容をアウトプットしていきます。

読むキッカケ

度々僕のnoteに登場してくるTOKUNOさんですが、今回もまた出てきました。笑

TOKUNOさんはトップミニマリストとして、ミニマリズムを広めようと発信している方で、僕は好きなんです。

「湯シャン」とか「ノーパン」とかをこのTOKUNOさんのYouTubeを観て、僕も始めることになったのですが、あまり「ミニマリスト」には興味がなかったです。

なんかミニマリストって言っても、どこからがミニマリストなのかとか、表現が曖昧だったりして、なんかしっくりこないなぁと。

8月にミニマリスト交流会をやるとTOKUNOさんが発信していて、そこに行き、TOKUNOさんや他にも色んなミニマリストの方と話しました。

その中で何人かが、「しぶさんの本を読んでミニマリストになった」と話していました。

その時はそうなんだーと思って流していたのですが、かっこいいTOKUNOさんがミニマリストであることから、僕ももう少しミニマリストについて知りたくなって、Amazonで本を調べていたら、「あ、話に上がってたしぶさんだ」と思い出して、今回の本に出会いました。

『手ぶらで生きる』という本が有名らしいですが、今回の本『手放す練習』は電子書籍でも読めたので、手軽に読めるわーと思って、kindleで読みました。

まずびっくりしたのが、著者のしぶさん、1995年産まれとのこと。

そんなに僕と変わらないじゃん。

あと、名前的に勝手に女性かと思っていたんですけど、男性でした。笑


ミニマリストとは

本の前半では、ミニマリストとは、というところから、時代の流れ的にもミニマリストという生き方が良いという話が書いてあり、後半は実際にモノを捨てる方法、考え方などが書いてありました。

ミニマリストという言葉はもうここ最近で、一般的な言葉になっていると思いますが、「必要最小限の持ち物で暮らす人」という意味です。

この本は2022年3月に出版されていて、今の時代の流れも踏まえてミニマリストについて書かれていました。

今の時代はモノも情報も溢れ過ぎています。

SNSの発達などで簡単に人と比べられるようになり、「あの人みたいになりたい」とか「あの人の方が楽しそう」とか「私もあれが欲しい」と何度も考えざるを得ないような時代になりました。

人は選択肢が多いほど幸福度は下がるというのはよく聞く話ですが、そういった意味でも、「選択肢を減らす」こと、つまり情報やモノを減らしてミニマリストになることで、今の時代でも幸せに生きられるということがわかります。

少しだけ引用します。

(略)問題なのは「過剰すぎること」である。余白の本質は「やりすぎないこと」。つまり、「too much」なのが問題である。

お酒だって飲みすぎると、酔ってバカ舌になり「お酒本来の旨味」を味わえなくなる。楽しく付き合いを続けるためにも、節度を持って飲むことが欠かせない。つまり、好きなものこそ「制限」が大事だ。

『手放す練習』


目的ではなく手段

僕がこの本を読んで思ったことは、ミニマリストとは、目的ではなくて手段であるということ。

「ミニマリスト」という言葉は、2015年に「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたみたいですが、けっこう最近一般的になってきた言葉です。

なので僕の周りにも「ミニマリスト」と名乗っている人はいなくて、それで僕もなんかミニマリストって曖昧な表現だし、ただモノを持ってない人のことでしょ?とフワフワとしたイメージしか持っていませんでした。

ただ、この本を読むことでミニマリストと名乗る人には、何かしらの「目的」があるんだとわかりました。

無駄な情報(モノ)を減らしてやりたいことに集中するため、フットワークを軽くしてどこにでもすぐに行くため、あるものを買うために節約するため、健康のため、など。

自分が何かをやりたいとか、目標があるとか、それらを達成するための手段としてミニマリストという考え方があるんだなとわかりました。

「ミニマリスト」という言葉が先行しがちですが、「目的」のためにミニマリストになる、と考えるべきでしたね。

選択肢やモノを減らすことで、時間にもお金にも余裕ができ、豊かさや幸福感を得ることに繋がります。
また、達成したい目標がある人も「ミニマリスト」になることが一つの手段となるので、こういった方にもおすすめの本でした。

僕はとりあえず、引越しすることを目標に、ミニマリストになります。


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