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色づく蔵王は秋の色

本日は昼過ぎから、しばし車を飛ばして蔵王へと足を運んだ。最近まで蝉が鳴いていたと思えば、一気に季節が進み、ひんやりとした空気が少々長袖でも寒く感じる、そんな季節になってきた。

ニュースによると、海外からの団体のお客さんも遂に解禁になり、本日蔵王温泉に一泊してくれているようである。ありがたいことだ。秋が深まる蔵王の自然を楽しんでくれたのならばとても嬉しい。

私自身は、温泉パスポートを使って、蔵王温泉にのんびりと浸かってきた。蔵王温泉は草津温泉と同じく硫黄を多く含んだ白濁したお湯であり、敏感肌の人ははいるのに気をつけなくてはならないくらいである。

しかしながら、汗疹や虫刺されによく効き、身体の疲れも癒してくれる素晴らしいお湯であるように思う。そして、これくらい個性のあった泉質の方が温泉に入っているという実感が湧くので私は好きである。

本日は観光客の方も多かったのか、数人かの方々と共に浴槽にのんびりと浸かってきた。普段別段大したことはしていないが、日頃の疲れが抜け落ちていくかのような至福のひと時だ。

ただ、今日は些かお湯が熱かったので、露天風呂に入っては上がり、入っては上がりを全身運動のように繰り返していた。

この露天風呂から上がった時、岩に腰掛けながら(露天風呂は岩風呂)のんびりと冷たい風を浴びるのがとても気持ちがいい。これからの季節寒くはなるが、温泉入浴に関してはベストシーズンといえるだろう。

湯上がりにちょうどロープウェイが山頂方面から戻ってきていたので紅や気に染まる山の木々と共に写真に収めた。

紅葉は今が見頃で、来月にはこの辺りにも雪が降りしきり、スキーのシーズンへの季節は変わっていく。

蔵王の春夏秋冬を気軽に観に行くことが出来る所に住んでいるのはとても幸せなことだと思うし、今年も終わりに差し掛かって来ているのだなと改めて思った1日だった。

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