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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はいつ観ても面白い

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を加入しているDisney+で久々に鑑賞した。2016年公開の映画で、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の第13作目にあたり、「キャプテン・アメリカ」シリーズの3作目になる。

この作品、キャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャースの決断と苦悩を描きながら、遂になる存在といえるアイアンマン、トニー・スタークにも同様に深い掘り下げとドラマパートに時間が費やされており、各ヒーローが、キャプテン・アメリカ、アイアンマン側について、内部抗争状態になる。

まさにシビル・ウォーというタイトルに相応しい、アベンジャーズの3作目といっても過言ではない豪華な作品となっている。また、この映画の結末が、ある意味『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での悲劇を生む一端となっている。

また、そこに新たなヒーローとして、ブラックパンサー、そして満を持してスパイダーマンが登場したという記念すべき作品でもある。従来の通り単独作品を経てからの登場ではないこともあり、当時からしたらサプライズであり、異例なことであった。

この不安もあった2大ヒーローを違和感なく、魅力的な魅せ方が紹介できたことは、MCUにとってもプラスに働いたことは間違いないし、本作を観る楽しみの一つになっているのは間違いないだろう。

そして、息も付かせぬ怒涛の展開と、観ている者を時に惑わす巧妙な脚本力が光る1本であるといえるだろう。上映時間148分とは思えない濃密で重厚なヒーロー達が織りなす物語を心の底から堪能することが出来る。

総括すると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はキャプテン・アメリカ、アイアンマンを中心としたヒーロー達の活躍と対立、苦悩を描きながら、新ヒーロー、ブラックパンサー、スパイダーマンの初お披露目を見事に成功させ、かつ、息も付かせぬ巧妙な脚本を心ゆくまで堪能できる作品といえる。

公開から年月が経ち、更なる大型クロスオーバー作品が世に出ている今になっても、色褪せることない感動や興奮に溢れた1本であり大好きな作品である。

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