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『ジュラシック・パーク』、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を復習

いよいよ、夏の話題作、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の公開が来週末の29日に迫ってきた。

今回は『ジュラシック・ワールド』二作品のキャスト陣に加え、『ジュラシックパーク』シリーズのキャスト陣がカムバックしたのが、話題になっている。

それ故、本日は『ジュラシック・パーク』、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を久々に復習鑑賞した。

特に、『ジュラシック・パーク』は幼い頃に、ビデオテープが擦り切れる程観た記憶のある作品であるし、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に関してはテレビ放送が割合頻繁にされていて何度も観た記憶がある。

やはり、第一作『ジュラシック・パーク』は素晴らしい作品としか言いようがない。流石に年代を感じる科学考証、描写がないとはいえない。

ただ、映像の迫力と、飽きさせないストーリー、魅力的なキャラクター達の人間ドラマと成長物語がそれを感じさせる間も無く、飽きる間もなく展開される。

何歳になっても少年時代のあの頃に戻れる作品であり、私の恐竜好きになるきっかけを作ってくれた恩人のような作品でもある。我が人生においての最高の映画のうちの一本だ。

一方、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』においては、多彩な恐竜達、アメリカの街を闊歩するティラノサウルスなど、映像的な見所は多岐にわたる。

しかし、キャラクター達の身勝手な言動が悪目立ちしており、しかも、その人物達がメインキャラクターである為、最後まで生き残る。これが何ともモヤモヤするし、昔観た時よりも明確に強く感じた。

対照的に、彼ら、彼女らを助けたり、さしてキャラクターも立っていないようなモブキャラが、次々と恐竜達の餌食になっていく。これは、単にスリルとグロ描写を煽る為だけの舞台装置であり、あまり気持ちのいいものではなかった。

やはり、昔観た映画を復習するということは、当時と同じ感性を味わえる一方で、当時感じることがなかった感じや感想を味わえるのでとても面白いものだなと素直に思った。

新作映画も映画館で楽しみながら、昔観た作品達も改めて鑑賞してみたり、このようにレビューや感想を書いていきたい。

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