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刑事とホテルマンのタッグ再び!「マスカレード・ナイト」

こんにちは、読書子です。
毎日寒いですね。
明日はいよいよクリスマスイブ!
大きなイベントがあると、特に予定がなくてもワクワクします♪

さてさて、本の紹介にうつりますね。
今回紹介するのは東野圭吾さん作「マスカレード・ナイト」です。

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引用:Amazon

少し前に「マスカレード・ホテル」の映画を観て、原作を読み、すっかりこのシリーズのトリコになりました。

今回紹介する「マスカレード・ナイト」も続きが気になり手に取った次第です。
案の定、面白くて最後まで一気に読んでしまいました。

それでは、簡単にあらすじを紹介しますね。

アパートの一室で若い女性の他殺体が発見された。
捜査は難航するが、ある日、警視庁に一通の密告状が届く。

密告状には、ホテルコルテシア東京で開催されるカウントダウンパーティー、通称「マスカレード・ナイト」に犯人が姿を現すと書かれていた。

警視庁は早速、コルテシア東京へ潜入捜査を開始。
前回の事件同様、刑事の新田浩介はフロントクラークへ配置される。

一方、ホテルコンシェルジュとなった山岸尚美は無理難題なお願いをしてくるお客様の対応に追われていた。

犯人の顔も名前も分からない中、刻一刻と迫るカウントダウンパーティー。
果たして、警察は犯人を捕まえられるのか?

刑事とホテルマンが再びタッグを組み、事件の真相に迫る!

前半は、コンシェルジュである尚美がお客様の様々な要望に応えるため、知恵を絞り、奮闘する姿が描かれています。

例えば、男性のお客様から、「婚約者へサプライズでプロポーズするので協力してほしい」と要望があり、尚美は承諾します。
しかし、婚約者の女性からは「プロポーズを上手く断る方法を教えてほしい」とお願いされてしまうんです。

2人が不快な思いをせず、別れられる方法ってあるのか?
私だったら早々に白旗を揚げてしまいますね。

ただ、尚美は違います。
誰も予想できない方法で華麗に解決してしまいました。
改めて、有能な人だと感心しましたよ。
事件の真相も気になりますが、彼女の仕事ぶりにも注目です。

後半では、新田刑事によって徐々に事件の謎が明かされていきます。
最後は「えっ、この人が犯人だったの?」「この人もグルだったの?」と驚きの連続。

推理しながら読んでいましたが、全然気づかなかったです。
読み返すと、前半部分に伏線が張り巡らされていましたね。

最後まで面白いと思える作品でした。
興味のある方はぜひ、読んでみてください☆

また、他のマスカレードシリーズが気になる方は、こちらの記事で簡単にあらすじを紹介しています。

感想も書いているので、時間のある方は少し覗いてみくださいね♪



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