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慢性的な不安やストレスは、損をしますよ

▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも


みなさんは不安やストレスを感じる時ってありますかね。

僕はパワハラの職場を出てからは、慢性的に不安やストレスを感じることってなくなったんですけど、今回は

「不安やストレスの影響」について話します。

結論からいうと、不安やストレスが強い状況にいると

「頭が悪くなります」

頭が悪いとはどうゆう状況というと、

①IQが低下
②判断能力の低下
③衝動性が高くなる

IQというのは、知能指数のことですが、わかりやすくいうと、思考とか効率の良いことを考える力ぐらいに思うと良いですね。

判断能力は、何が正しいとか、何をした方が得になるのか、とか物事の判断が正確に、しかも効率よく、早くできるようになります。

衝動性は、何も考えずに行動してしまったりとかですね。すぐに怒る人とかいますよね。
あれが衝動性が高い人です。

これらを司っているところは、脳の前頭前野という部分になります。

前頭前野とは何をしている部分かというと、

やる気を起こしたり、集中力を発揮したり、記憶力を良くしたり、思考能力、行動や感情のコントロール、コミュニケーション能力を司っている部分なんですね。

つまりめちゃめちゃ重要な部分なんですよ、この脳の前頭前野という部分は。

この前頭前野が発達しているかどうかというのが、慢性的なストレスや不安にずっとあるのか、そうじゃないのか、という部分がかなり大きく占めているんですね。

なんでかっていうと、不安やストレスが強い環境にいると、僕らの脳のアラーム機能を鳴りっぱなしにさせるからなんですよ。

このアラーム機能が何かというと、扁桃体と呼ばれるアーモンドみたいな形をしているところですね。

このアラーム機能が鳴ると僕らの体にはコルチゾールというストレスホルモンがバーっと出てきます。
ストレスホルモンがなんで出るのかというと、なんでもいいからエネルギーに変えて、身体を緊急事態に対応できるようにするためなんですよ。

つまりストレスって体を緊急事態に動かすために出しているものなんですよ、実は。

でもこれってなんでも良いからエネルギーに変えてしまうということは、当然身体を傷つけてしまうから、身体中で炎症作用が起こるんですね。

簡単にいうと、扁桃体がアラームを出し続けると、僕らの脳はオーバーヒートしちゃうんですよ。
そうすると、脳の機能はかなり低下することになります。

だからパワハラとかブラック企業に勤めると、僕らはミスばかりを繰り返したり、怒りやすくなったり、お金を散財してしまうんですね。

だからパワハラとかブラック企業みたいなところで、慢性的にストレスを抱えたり、不安を感じる場所はさっさとやめた方が良いんですよね。

ちなみに余談ですが、扁桃体のアラーム機能が鳴りっぱなしで、脳がオーバーヒートしているのって、繊細さんで有名な、HSPさんの人の脳の状態になります。

HSPさんは常に脳がオーバーヒートするぐらい一時的に集中力とかを上げているから、実は仕事の配置次第で爆発的な活躍をしてくれる存在になるんですよね。

ただ使い方を間違えると、オーバーヒートして燃え尽きて、脳の機能が落ちてしまうので、もしHSPさんが職場にいる時は仕事の振り方に気をつけた方が良いかな、と思います。

イメージとしては、ワンピースのルフィがギア2の状態でずっといるような感じなんですよね。
でもあれって体にめっちゃ負担が掛かるから、常にあれでいたら寿命を縮めちゃうじゃないですか。
不安やストレスを慢性的に感じるとそんな感じで、無駄にエネルギーを消耗して、寿命を縮めることになるので、注意が必要なんですよね。

なので、慢性的な不安やストレスを感じるところからは、離れようね、っていう話です。

今回は、脳の前頭前野の機能が載っている本を紹介します。

一つ目は、メンタリストDaiGoさんの「ウィルパワーダイエット」です。

「ウィルパワー」というのは日本語にすると「意思力」という意味で、先ほどいった、前頭前野にある「やる気」とかのことを指します。
これをわかりやすく解説して、僕らの生活で使える知識として説明してくれているからおすすめです。

もう一つの本は、「病気が視える 脳」ですね。
これは完全に医療従事者向けの専門書になります。
だけどかなりわかりやすいのと、僕は医療従事者なので、こっちの解剖の本を専門的に読んでいますが、脳がどうゆう構造なのかを細かく書いてくれている本です。

専門書にしては安いので、おすすめですね。

▼今日のおすすめ文献はこちらじゃないですかね


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