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責任という言葉の意味を、履き違えない方が良いよ

▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも


「この放送はスタンドFMで放送している音声配信になりますが、YouTubeでも同時収録しています。動画で見たい方はYouTubeからご覧ください。。
おすすめの文献、参考文献を放送の最後に紹介するので、文献が気になる方は最後までお付き合いください。
おすすめ、参考文献が読んでみたい方はYouTubeの番組下概要欄か、noteの方からチェックしてみてください。

責任って言葉を聞いたことがあると思いますが、みなさんって責任の意味って知っていますか?
責任って言葉の意味を調べると、

「自分が関わった事柄の行為から生じた結果に対して負う義務や償い」

って書いてあるんですけど、これってどれぐらい理解されていますかね?

社会に出るとここの意味を履き違えている人が多いんですよね。

よく「社会人になったら責任ある行動を取りましょう」みたいに言いますけど、責任って何?って感じだと思うんですよね。

結論をいうと、社会に出た場合の責任の意味っていうのは「損害の保証」なんですよ。

よく企画とかが失敗したときに、「すみませんでした」みたいに謝る人いますけど、謝ることが責任をとることではないんですよね。

社会に出ると、何かをする時って必ずお金が動くんですよ。

これをいうと、
「私の仕事は別に企画しても、お金なんて動かないですよ」
っていう人がいますが、お金というのは、消費されたものを指しています。

人に話を聞いてもらう、というのはその人の時間を奪っているんですよ。
詰まるところ、その人の時給を奪っているのと一緒なんですよ。

だから何かを企画する時っていうのは、必ずお金が発生していると考えた方が良いです。

で、ここで責任って何っていうところに戻るんですが、失敗した時に「すみませんでした!」って謝って終わりにする人いますけど、そんなもの責任を持った行動でもなんでもないんですよね。

人の時間も資源も、消費して、相手から奪ったものを、取り返す行動こそが、責任のある行動になるんですよ。

言い方悪いけど、いくら頭を下げて謝罪をしても、なんの足しにもならんわけですよ。

だから、責任をとるっていうのは、生じた損害を保証する行動をとること、なんですよね。

故に何が言いたいのかっていうと、軽々しく「責任」なんて言葉を使わない方が良いだろうな、ってことですね。

あとは自分が取れる責任ってどの程度だろ、というのを把握することも大切だろうな、と思います。

自分ができること、「どんなことをして損害を埋めることができるだろう」っていうことを具体的に考えておくと良いと思います。

ちなみに僕ができることは、仕事の効率化を考えるのは得意だし、noteで毎日文章を書いているから、文章でまとめるのもできるし、毎日音声配信と動画配信もしているから、音声で話してみんなに伝えたりとか、動画編集とかもできるし、あとは治療家だから例えば腰痛、肩こりの治療をすることもできるんですよ。

もし損害が生じた時は、そうゆう自分できることで損害の穴埋めを考えていくんですね。

つまり相手にギブすることを考えるんですね。

例えば、人の時間を奪ったなら、それを埋めるように、仕事を効率的に終わらせる方法を提案して、動くし、もしくは相手の仕事もフォローしたりとかね。

これってギブじゃないですか。

なんでも良いんですけど、相手に生じた損害を保証する動きができることが、責任のある行動なんですよ。

なので、「責任」というものを軽く考えない方が良いなと思います。

相手の時間とお金を奪う行為をした場合は、そこを保証する、って思っておくと勝手な行動とかね、価値観の押し付けなんてしないと思うので。

今日はですね、この本をおすすめで載せておきます。
「GIVE & TAKE」です。

ギブアンドテイクっていう言葉ぐらいはなんか聞いたことあるじゃないですか。
与えるのと、取るっていう意味ですよね。

まぁ奪うなんですけど。

人に与える人と、人から奪う人、どっちの方が得なの?っていうところが載っているんですけど、実はこれ答え言っちゃうと、与える人なんですよ。
当たり前に聞こえるかもしれないですけど、じゃあ誰が一番損をするのって、聞いたら、「そんなのテイクする人でしょ。奪う人でしょ」って思うじゃないですか。
実は違うんですよ。
一番損をする人も、実はギブする人なんですよ。
与える人が一番損をしているんですよ。

ギブする人は、一番得もするし、一番損もするんですよ。

「え、どうゆうこと。なに、なに。意味がわからないんだけど」

って思うと思うんですけど、この本を読むと、「なるほどな。確かに一番得をするのはギブする人だ。一番損をする人もギブする人だ」って納得がいくんですよね。

もし答えが知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
仮説と検証から証明された、科学の本になります。

これはまじで良書です。
多分一生読める本ですね。
買って損はないです。

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