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20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ【著者:齋藤 孝】
〇ジャンル
自己啓発
〇要約
昨今は一昔前と比べ、教養に対する価値観が低下してきており、作者はそのような現状を危惧している。知的生活とは専門的な職業だけがすることではなく、全ての人が実践できるものである。読書を通して、教養を得ることでワクワクや驚きが増え、人生をより楽しむことが出来るようになる。
〇印象に残ったこと
・狩猟のように本を貪る
・アウトプットは作品でなくても、おしゃべりで面白い話ができるという類でもよい
・知識があればより新鮮に感動できる(例:美術館)
・お笑いにも知性が関係している
・遺伝子は先天的だが、教養は後天的に誰でも身に付けられる
・遺伝子至上主義による生きづらさ
・不遇の時期を「溜めの時期」にする
・目指す分野での「相場」を知る
・読書を通して、多くの教養を身に付けることで自身の中に精神の王国をつくる
・インターネットと読書の違いは、読んだ人の精神に影響を与えるか否か
・かつては、世界文学はその人の教養の有無の判定をする基準のようなものだった
・活字を読んでいるときと、動画を視ているときの脳の前頭葉の活性度合いは全く異なる
・文章や漫画を読むことは空白を自分で考えて埋める作業(=想像する)が、必要であるのに対し、アニメは連続していて空白がないため、想像力を働かせる余地が少ない
・あらゆるジャンルの最高のものは、ド素人でも凄さが分かる
・売れているものには理由がある
・アウトプットがしやすくなったことで、提供する側(創作者)と受け取るだけの人(消費者)の差がますます広がる
・信頼している人が推薦する本を片っ端から読むのも良い
・三日坊主から2週間坊主へ
・知性を持つことであらゆる選択肢との接点を持つことが出来、それは自身の悩みを小さくし、強い精神力に繋がる
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