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何度も挫折した方へ『夢をかなえるゾウ』は決断と実行をあとおしするかもよ



私がこの本に初めて出会ったのは2013年1月。
当時の私は新卒1年目。
1社目の会社を辞める直前だった。
あの時の私は会社を辞めることへの不安と、”退職=失敗”だという思いに駆られ、、、

ていたかどうかは正直覚えてないのだが、ただ自分のやりたいことが分からないなぁと思いながら日々を過ごしていた。
(そもそも私は研究職に就きたくて大学に進学したのだが諸事情により学部卒で社会にでたのだ。)
もちろんお金もそんなになく、というより、今より全然なかったと思うのだが、
本屋で見つけただいぶ前から話題になっていた「夢をかなえるゾウ」が平積みされているのをみて、試しに買ってみた。

大正解だったよね。
これが衝撃的な面白さで、一気読みをしてしまい、1人暮らしをしている1Rのアパートの中で、水野敬也という人物に拍手喝采していた。

もちろん、ドラマ化されたり、舞台にもなったりしているくらい超有名な作品だし、書籍もシリーズ化されてるわけだし、有名すぎて今さらこんなところに感想書く必要ないんじゃないって感じ。
だが、ここは私の感想を残す場所である。
頑固な私は流行の波に乗れていないとしても、この記事を誰も読まなかったとしても、しっかりと残しておくのだ。
ただ、書きたいから。

さ、こちらの書籍ですね。

『夢をかなえるゾウ』

水野 敬也 著/2007.8月発行


この書籍に関していつも思い出されるのは、ただ1つ。
P.288から始まる「本書の使い方〜最後の課題〜」だ。

もうすでに多くの方がこのページを読んでいるので引用は割愛させていただくが、もうその一言に尽きるよね、ってことが書いてある。
私の解釈を要約として掲載させていただくならば、

岸田文雄内閣総理大臣だと。


いや実はもっと前に同じこと言いてた人いたんだよ、って!?

田中角栄元内閣総理大臣なんだよ。


ちょっと飛躍しすぎたわけだけど
決断と実行」に尽きるということだ。

こういった類の本は山ほどある。
ヒントは溢れているのに成功するのは一握りの人だけ。
なぜか。
自らの意思で決めて、行動しないからだ。

私は ”また「行動」だよと" 思うわけだ。
いつも私には行動が足りていないらしい。
というか、そもそも私の本棚の中に同じことを書いている本があったにもかかわらず
私はまた懲りもせずに最近になって『どこでも誰とでも働ける』という名著を読んだわけだ。
(こちらはすでに感想掲載済み)
人って簡単には変われない。
しかも簡単に感動した感覚を忘れてしまう。

けどさ、不思議なことにさ、人を変える出来事は、たまたま読んだ1冊のなんてことないフレーズだったりするのだからおもしろいよね。

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