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渡る世間は詐欺ばかり

 20世紀、明るい未来を約束した共産主義は、人間の大量虐殺を生み出しました。これは壮大な詐欺事件であり、捜査が必要です。

 1789年に始まったフランス革命にて、「自由と民主主義」を掲げて反対派を虐殺した革命政府の恐怖政治(テロル)がテロの語源です。この革命政府の復活と最低限の生活保障を目指して1795年にバブーフは「平等派宣言」を発表しました。これが近代共産主義の始まりと言われています。
1952年10月14日、ソ連のスターリンは「民主主義的自由の旗を掲げるのは 我等しかいないのだ。(嵐の様な拍手)」と演説しました。
「自由と民主主義」から共産主義は生まれ、20世紀に受け継がれます。   一方、1946年3月5日にチャーチル英首相は「鉄のカーテン演説」にて
「自由と民主主義」の大義を掲げました。
20世紀の東西冷戦にて、東西双方が「自由と民主主義」を掲げましたが、「自由と民主主義」は元々テロリストのスローガンです。

 1788年5月29日、「ザ・フェデラリスト第84編 権利章典について」にて、アメリカ建国の父、ハミルトンは、「憲法に書かれた「自由」は、暴力支配の口実となる」と指摘しました。
「自由と民主主義」とはテロによる暴力支配の口実にしかすぎない、
とすれば、東西冷戦は金儲け目当ての壮大な詐欺だったの?
となります。

 共産党宣言でマルクスが指摘した先進国には、排他独占的な国立銀行があります。国立銀行が発行を独占する銀行券(お札)が人々を支配する、これが資本主義であるとすれば、マルクスの提案こそ資本主義を発展させたのであり、「資本主義の乗り越える共産主義」という宣伝は、自作自演の詐欺となります。

 私的所有を廃止し公的所有を確立する共産主義は、「所有者の人数」を変えただけで、「誰かが所有する」社会の仕組みは何も変えていません。
所有とは流通に対する拒否権
僕の所有物を君に渡す、代わりに要求されるものがお金
とすれば、お金の変革は所有の変革であり社会の変革です。

 2000年、ワットシステムと呼ばれるお金の仕組みが公開されました。
プルードンの交換銀行券と同じく、「商品との引換券」が紙幣(お金)になります。
国立銀行が発行を独占する銀行券と違い、
世界中の誰もがお金を発行でき、今すぐ誰でも活用できる仕組みです。

渡る世間は詐欺ばかりですが、あきらめたらそこで試合終了ですよ。








#未来のためにできること

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