読書記録📚「見た目の教科書」
<はじめに>
「人は見かけで判断してはいけない」
多くの人がそう言われたことがあるはずです。
・しゃべってみないとわからない。
・外だけキラキラしていても中身はクズかもしれない
もちろん中身がいいに越したことはありませんが、本書では、営業がうまくいったり、プレゼンの評価が得られたりすることを目的にされています。
日本では、内面を重視するように教えられますが、
欧米では「印象は戦略的に作るものだ」ということを家庭や学校の授業でも学ぶくらい見た目を重要視しているそうです。
たしかに、大人になって仕事をするにあたり、入社試験に合格したり、案件を獲得したり、相手に不快な印象を与えないように気を配ったりすることで、ビジネスチャンスをものにできる、つまり、成功した人生を歩むことができるという考えは理にかなっています。
いくら仕事ができても、気が配れても、シャツがしわしわで小汚かったら印象は悪く、すんなりいくビジネスにも障害が出るはずです。
<メラビアンの法則>
図にするとこんな感じ。
怒った顔で、「ありがとう」と言われても、プラスには受け取れないように、人は視覚的な情報で相手の感情を判断しようとします。
つまり、ノンバーバルな部分が、コミュニケーションには重要だということ。
自分のことを振り返ってみると、
教師として、子どもの前に立つときに意識していることがあります。
だから何か成績がよいというわけではないですが、年度末に保護者から感謝の言葉を受けたり、子どもから「授業が楽しかった」と言われたりすることにも影響しているのかも…。だといいな。
<人はたった0.1秒で判断される>
この言葉、どきっとしますよね。
髪型、服装、香水、姿勢、歩き方など見た目にはいろいろと第一印象に関わることはありますが、どれもこれも、この0.1秒に懸けて準備しても良いと言っても過言ではありません。
イギリス人は、1日に何度か服装を変えるそうです。
朝の顔、昼の顔、夜の顔、それぞれの場面に合わせて服の形状や、色を変えて、印象を作り上げているのだそう。
ブルキンエ現象といって、昼間は鮮やかに見えていた赤や黄色が、夕方になるとくすみ、青や緑のほうが見えることがあります。
TPOをわきまえ、色のことや自分に合う色を知っておくことも社会人として知っておきたいことだなと思いました。
さらには、大人になってから困らないように、子どものうちから、場面に応じて見た目に気を使えるスキルを身に着けられるとなお良さそうだと感じました。
<まとめ>
初対面で見た目良し!
長く付き合って中身も良し!
大好き!!一緒にいたい!!
と思ってもらえると人生得♬
【書籍情報】
著者:乳原佳代
出版:ダイヤモンド社
ISBN:978-4478115640
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@suji0books
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