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クラシック演奏定点観測〜バブル期クラシック演奏会

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80年代の海外オーケストラ来日ラッシュから始まり、現在の日本クラシック事情まで記録していく。定点観測の音楽批評として、数十年来オケ演奏を聴き続けたリスナーの耳を武器に、世間のいわ…
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#ベルリン

【小澤征爾追悼記事】小澤征爾とベルリン・フィル、そしてNHK交響楽団との関係など

【小澤征爾追悼記事】小澤征爾とベルリン・フィル、そしてNHK交響楽団との関係など

【小澤征爾追悼記事】
小澤征爾とベルリン・フィル、そしてNHK交響楽団との関係など

故・小澤征爾がベルリン・フィルのカラヤンの後継者だと噂されたのは、理由がないこともない。
今回、1986年のサントリーホールのオープニング記念演奏会のNHK再放送を試聴した。病気キャンセルのカラヤンの代役に小澤征爾が登場し、期せずして日本で初めて小澤指揮のベルリン・フィルの演奏が実現したことも、ベルリン・フィルが

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土居豊の音楽エッセイ【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞〜平成日本の音楽リスニング黄金時代】  第1回「アバド指揮ベルリン・フィル来日公演1994年 マーラー交響曲第9番〜数分間もの静寂」

土居豊の音楽エッセイ【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞〜平成日本の音楽リスニング黄金時代】  第1回「アバド指揮ベルリン・フィル来日公演1994年 マーラー交響曲第9番〜数分間もの静寂」

土居豊のエッセイ新連載

【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞 〜 平成日本の音楽リスニング黄金時代】

戦後日本の文化享受が絶頂に達した90年代の数年間を振り返る。それは、もう2度とないかもしれない、贅沢な文化享受体験だった。
日本人のクラシック音楽家としては唯一無二、空前絶後といえる小澤征爾の海外での活躍ぶりがあった。
文学の面では、村上春樹が海外に打って出始めた90年代の黄金期でもあった

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(加筆修正)エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第14回
オトマール・スウィトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団来日公演1988年

(加筆修正)エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第14回 オトマール・スウィトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団来日公演1988年

エッセイ

「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第14回

オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演

⒈ オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演

1988年公演スケジュール

1988年

6月

12日 横浜

13 14日 東京

15日 京都

17日 島根

18日 倉敷

19日

大阪

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(加筆修正)エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」
第20回
エリアフ・インバル指揮ベルリン放送交響楽団来日公演1989年

(加筆修正)エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」 第20回 エリアフ・インバル指揮ベルリン放送交響楽団来日公演1989年

エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」
第20回
エリアフ・インバル指揮 ベルリン放送交響楽団 来日公演 1989年

⒈ エリアフ・インバル指揮 ベルリン放送交響楽団 来日公演 1989年

公演スケジュール

1989年
7月
10日 大阪 フェスティバルホール

マーラー 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

11日 東京 サントリーホール

マーラー 交響曲第7番ホ

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