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苦手って本当に伸びしろですか

こんにちは どひけーです。

僕はカチ持ちが苦手で、昔からカチが持てないんだという話をすると「伸びしろだね!」と言われてきたのですがクライミング歴が15年を超えた今でも弱いです。これは謙遜とかでもなくマジで。

果たしてこれは本当に伸びしろと呼べるのでしょうか?

苦手の種類

具体的に苦手な原因を分析すると色々な可能性があります。

・動きや練習方法がわからない
・そもそも嫌い(痛い、怖いなど)
・柔軟性など身体の構造的に無理がある
他にもあるとは思いますが大抵はこの3つに入るんじゃないですかね。

1個づつ解決策を考えていきましょう

???の顔

わからない

多い例としてはコーディネーションやフックなど、うまい人が無意識でやっていたり言語化するのが難しく解説を放棄しているため、正解を知らないままというケースです。
今までは自分で考えたりうまい人の登りを見たりして研究するしかなかったのですが、なんと最近ではYouTubeで智亜くんの解説動画を見ることで解決します。いい時代ですね~

嫌い

これはほとんどがカチとランジ(コーディネーション)だと思います。
我慢したりたくさんトライしたりとメンタル的な解決策が多いので、時間がかかるか一生苦手なままです。だって怖いものは怖いし。

身体

もっと細かく説明すると、リーチが短かったり手が小さかったり、可動域が狭かったりO脚だったり…
柔軟性などは継続力で解決できるものですが、他のほとんどはそもそも不利な状態からスタートになります。なので一定のラインを超えると無理 と言わざるを得ません。届かないのであれば片手でランジして止める みたいな、他の能力で解決する強さや発想力が必要になります。

脚の長さが…

自分の苦手

わからないタイプの苦手が何個もあると大会では何もできないので頑張ってなくす練習をしてました。それでもまだ苦手なのはちょっと特殊なコーディネーションやプッシュ系の課題で、この2つは自分1人だと正解の動きが想像しづらいので毎回誰かに解説してもらいたいくらいです。
クライミング以外だと倒立とか蹴上がりとか、筋力的にはできるはずなのにずっとできないままです。

嫌いタイプは薄いカチと狭いガストン。痛い、動きキモイ 以上。

身体の構造上苦手なのは、親指を残したまま下に押す動き。
カチ持ちとか横ピンチから上に行く課題とかです。僕は親指の生え方?が変で手首の可動域も狭いのでおそらくそれが原因だと思います。
あとはキョンが苦手なのもO脚のせいだと信じてます。

まとめ

伸びしろになりうる”苦手”は主に知識が足りていないタイプのものであって、言い方は悪くなりますが それ以外の理由で苦手なものに関してはただ弱いだけです。
ステータスグラフで見ると一見凹んでいるところの方が伸ばしやすそうに思いますが、その能力を伸ばすのが自分にとって難しいからこそ今の自分があるわけで、その弱い部分を伸びしろという言葉で片付けてしまうと「ちょっと練習すればすぐ強くなる」みたいな錯覚をしてしまいます。
体幹トレーニングや筋トレなど、今まで取り入れていなかったものを取り入れるのは即効性のある伸びしろになりうるので積極的にやってみましょう!挑戦してみて思っていた効果がでなかったらそれはやり方が間違っているか自分に合っていないだけなので、また新しい方法をそのとき考えればいいと思います。

伸びしろじゃないからトレーニングしなくていいってことではないですよ!
苦手をなくすには時間も労力もかかるってだけの話です。それを覚悟しているかどうかでモチベーションの維持にも繋がるので大事な意識だと思います。


ここまで読んで頂いてありがとうございました!
また次回🙏🏻


土肥圭太

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