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天然のほうが美味しいって、それホント?〜島生活2ヶ月経過〜

OgusuYujiです!
長島に移住してから3度目か4度目の東京です。
久しぶりに何度か飲み食いしたことがある渋谷の居酒屋に訪れ驚愕しました。

いや〜〜〜メシも酒もマズい(笑)安酒で体調が悪くなってきました。。。

長島の海産物、農産物、芋焼酎は東京で気軽に入れる飲食店で出てくるメニューに比べて圧倒的に美味しいです。(畜産物もありますが、残念ながらまだありつけていません)

僕が長島で食べたことがあるブリ、あわび、牡蠣、ワカメといった食材は全て養殖で育てられています。

そうです。養殖です。きっと、このように感じることでしょう。
天然じゃなくて、養殖なんだね

なにを隠そう、自分自身が養殖に対して以上のような印象を持つひとりでした。

天然と養殖の見極めが出来るはずなどなく、且つ養殖に対する知識など持ち合わせてもいないのに、海産物は天然>養殖と勝手に思い込んでしまっている。
極端な話ですが、飲食店メニューに「800円の天然ブリ」と「600円の養殖ブリ」とあったら間違いなく前者を選ぶタイプの人間です。
メディアの刷り込みか、周りからの影響か、天然モノ至上主義に毒されていました。

牛や豚といった家畜は畜産農家の生産者さんによって育てられ、それが食卓に並んでいることは周知の事実です。むしろ、天然の牛や豚なんて何を食べて育っているか分からないから、食べる機会があってもおっかなくて敬遠してしまいます。

畜産と同様に、ブリ養殖で使われている餌は人間が食べても無害なものだったり、あわびも食用ワカメを餌として与え続けていたりと、人の手によって品質管理されていることで、天然モノのそれよりも遥かに質の高い味わいが生まれます。

天然モノのあわびを随分昔に食べたときに、固すぎてなかなか噛み切ることができなかった反面、長島のあわびは程よい食感と、凝縮された味わいがあり、あわびが贅沢な食べ物であることをその時初めて実感できました。

よくよく考えてみたら当たり前のことですが、自分たちが日頃の食事に無頓着であったり、勝手な印象に翻弄されていたり、無知であるということが、どれ程本来あるべき恩恵から遠ざけるか。
僕は少しでも周りの人に美味しい食事で幸せを感じて欲しいので、地道に養殖の海産物の魅力を伝えていきたいと思います。

長島のブリはこちら
長島のあわびはこちら
長島のワカメはこちら

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