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【主に手作り食派向け】-アトピー性皮膚炎-

犬アトピー性皮膚炎の診断を受けてさまざまなフードを試したがよくならなかった症例で、
「手作りにするだけ」で皮膚症状が嘘のように完治してしまった症例は多いです。
(この場合、実際には犬アトピー性皮膚炎ではなかったということになる)


真に犬アトピー性皮膚炎があったとしても、下記のような療法食の栄養設計を手作り食で再現することは「簡単」です。

もし、手作りご飯だけど犬アトピー性皮膚炎が改善せず困っている方はご相談ください。


ここからはペットフードの話です。

大手メーカーから犬アトピー性皮膚炎の食事療法食[スキントピック]が新発売されました。
スキンサポートが終売して1年弱でしたが、その間合うフードに巡り合えていなかった方にとっては朗報でしょうか。


今回の新製品で新しく採用された栄養素に関しては「甘草」です。
生薬としても多方面で使用されています。

グリチルリチンがサイトカインの発現を抑制するというメカニズムです。

犬アトピー性皮膚炎には
・バリア機能低下
・免疫異常
・炎症
などさまざまな要因が関わります。

免疫異常としては単一の反応ではなく、さまざまなサイトカイン(IL-4、IL-13、IL-31など)やヒスタミンなどが関わります。

アポキルやサイトポイントが抑えるのはIL-31が主体ですが、甘草のグリチルリチンはIL-4を抑えるそうです。

バリア機能の強化や症状改善、投薬スコア減少などのエビデンスもとって、力の入った大型新製品とのことです。


ちなみに、H社のダームディフェンスやオールスキンバリアは、

「ヒスタガード」(ビタミンEを含む抗酸化成分、ポリフェノール、卵を使用したH社の栄養ブレンド)
により、犬アトピー性皮膚炎に対応しているそうです。

(これらの詳しい話はメンシプ投稿で。)


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