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除去食試験を酸化したフードで実施する意味

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【除去食試験を酸化したフードで実施する意味】
除去食試験というのは、どういう試験かは以前にもどこかで投稿したので、除去食試験の詳しい内容については割愛しますが、

簡単に言うと、

■お金(食費)がそこそこかかる
■かなり神経を使う(食べこぼしなど絶対できない・家族全員の協力が必要など)
■試験期間が長い
■きちんと実施できて初めて、それなりに正しい結果を得られる

というかなり骨の折れる検査です。

とにかく試験期間が長くなるし、その試験期間中に拾い食いなどしてしまったら、正確な結果がでなくなり、せっかく苦労して色々な食べ物やおやつなどを我慢させても、結果が曖昧なまま終わってしまうこともあります。

そんな除去食試験ですが、

・新奇たんぱく食でするのがいい
・加水分解たんぱく食を使ってするのがいい
・いや、理論上はアミノ酸食を使うのがいい

などの論争が以前よりされており、どのフードを使用して試験するかは、各獣医師の考え方により差があります。

しかし、生意気ながら私からしてみれば、ドライフードで除去食試験をしたところで、ドライフードは必ず酸化しています。
酸化脂質によるかゆみが出る子がいます。

強い酸化防止剤など、添加物を使用しているフードもあります。
というよりも、フードには基本的に必ず添加物が入っていると考えて間違いないでしょう。

添加物によるかゆみがでる子のご家族は実感されているかと思いますが、添加物によるかゆみは、少量のステロイド(食物アレルギーによるかゆみであればピタッと抑えてくれるような量)では全く太刀打ちできないほどのかゆみです(経験)。

他院ですでにアミノ酸食による除去食試験を実施しても、全く改善しなかった全身性の脱毛・掻痒があったネコちゃんで、
手作りご飯に変更したことでみるみるうちに発毛した事例は、オンラインセミナーでご紹介して、ご参加いただいた方は皆様かなり衝撃を受けておられました。

結論
除去食試験を酸化したフードや添加物を使用したフードで実施してもほぼ意味がない。

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