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ラジオ体操の実施日数は減少傾向

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

夏の風物詩といえば、甲子園だとかセミの鳴き声、カブトムシや海と砂浜、それにTUBEにサザンオールスターズでしょうか。

引きこもり気質な陰キャにとっては、どれも眩しすぎるぐらいにキラキラしたものなので、それらに触れてしまうと火傷しそうです。

やっぱ、ラジオ体操でしょう。

ぼくが小学生だった頃、今からもう30年ほど前ですがラジオ体操は夏休み期間中、ほぼ毎日実施されてました…。いや、いつからいつまでだったのかを丁寧に振り返ってみると、いや、2週間ぐらいか…と自分の記憶があまりにも自分都合に改変されていることに驚きます。

我が家の子どもたちは三名ほどおり、小学生が2名、年長さんが1名。

小学生ならばラジオ体操カードが配布されますから、参加できるのであれば参加することが前提のような空気があります。

ただ、その実施日数は5日間ほど。実に1週間ほどで地域のラジオ体操は解散。子どもたちは町内子ども会の予算から捻出されたお菓子を受取り、ホクホクした顔で自宅に戻っていくのですが、朝の運動習慣を失ってしまうことに。

夏休みのような長期休みは生活習慣が乱れがちなため、定時に起床したうえで簡単な運動を通して1日の活力を生みだす貴重な機会なのですが、それを実施するのにも大人たちの協力が不可欠。

ところが、両親が共働きの現代において、毎朝06:30にラジオを抱えて地域の拠り所へ向かい、ラジオ体操を実施・監督するといった役割を担うことの負担は決して少なくありません。

もちろん、だからといって無下にできるものではなく、子どもたちは地域社会の一員として異年齢の子どもたちと交流する機会にもなれば、協調性や社会性を育む場としてラジオ体操が機能していることを大人たちが実感しているからこそ、廃れさせないようにしてきたはず。

そもそも地域住民と子どもたちが接する機会が損なわれてきている中で、世代を超えたつながりを育むことは30年前と比較し、非常に難しくなってきていると実感しますから、こういった機会が損なわれていくことには寂しさだけでない複雑な心境と感情を抱かざるを得ません。

まぁー、とはいってもラジオ体操なんて自宅でできますからね。

そうそう、ラジオ体操第一の最初と最後の運動って「同じ運動じゃない」って知ってましたか?

最初の運動は「伸びの運動」で、最後の運動は「深呼吸」なんですよ。

いや、たしかにラジオ体操ではそのように号令をかけてましたな。

運動の詳細についてはラジオ体操の公式YouTubeチャンネルで確認ください。

ラジオって、戦時中から音声メディアとして立派に情報伝達の面で機能していたからこそ、こうやってラジオ体操が思い出になるぐらいに定着してきたのでしょうが、今となっては手元で誰にでも動画視聴が可能な端末が普及している時代です。

社会的な交流機会だとか社会性を育む場としての機能は、別の機会、別の場所で育むようにしていく事が前提化してきたってことなんでしょう。

まぁ、でも、ぼくみたいに誰もいないラジオ体操の場所へ出向いては「今日がラジオ体操実施する日じゃない」ってことに気づかず、30分ほど待ちぼうけをする、だなんて可愛そうな子どもを産まずにすむようになるわけだからいいんじゃないですかね。

そんなわけで、これから毎朝、ラジオ体操をしたいと思います。

ではでは。

ゑんどう(@ryosuke_endo)


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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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