バセドウ病になりました~通院②~隈病院初日編その2検査結果発表。
隈病院に初めて行った日の続きです。
ひと通り検査を終えて、再度先生の診断です。
ごく一般的な病院は血液検査の結果は
次の診察の時に伝えられますが、
隈病院は約50分後に検査結果がでます。
「予想通り、バセドウ病です!」
と、ちょっと当選おめでとうございますの
トーンで先生が言ってきたので
思わずありがとうございますと言いそうに。
先生はよかったね病気がわかって。
薬飲んだら治っていくからね!と、いう
気分で言っているのかもしれません。
ご家族にバセドウ病の方いますか?
両親も甲状腺は患っていないし、
長生き家系の兄弟全員健在の父方の
叔父叔母4人もその子供たちも、
95歳前後で亡くなった祖父母も、
そんな話は聞いたことがないので。
逆に母方は一人っ子の上に、
早死に家系で、会ったことのない祖父は
私の年齢にはもう亡くなってしまっていて、
祖母も私が1歳の時、還暦を少し越えて
亡くなってしまっているのですが、
どちらも甲状腺が原因ではないです。
先生にはそんな話はしていませんが、
そのような過程から「いません」と言うと、
「まぁこの病気の原因ははっきりとは
まだ解明されていないんですけどね。」
と、言ってました。結構聞いたことある
病気だけど、わかってないのね?
と、ちょっと不思議な気分になりました。
先生はA4サイズの紙にボールペンで
丸をつけながら症状について説明します。
正直、早口で半分聞き取れません。
血液検査の結果はこんな感じで渡されます。
検査をしてもこのように私に詳しく知らせて
もらったことはないのでとても新鮮です。
自分の血の状況を数値で見たのは初!
FT4 上限が1.7のところ 7.66
FT3 上限が4.0のところ 25.10
TSH 下限が0.5のところ 0.005以下
Trab 上限が2.0のところ 19.20
基準値からびっくりするぐらいはみ出てます。
どうして脈が速いと気づくまでに沢山の
不調があったのに病気と思わなかったのか。
暢気すぎるにもほどがある私。
FT3・FT4・TSH・Trabで甲状腺から
出るホルモンで新陳代謝や交感神経の働きを
色々調節していい状態にしているそうな。
それがうまく調節できなくなると
バセドウ病などの症状が出るのかな。
初耳の言葉ばかりでこの時の私には
ワケわかめでこんな感じで理解しました。
この詳しい説明は今読んでも私にはまだまだ
理解不能です。詳しく知りたい方は、
隈病院のホームページコチラでどうぞ。
この紙を渡されて説明されます。
甲状腺エコーの結果で1.2ミリのしこりが
あることが判明しましたが、今のところ問題なし。
いつか大きくなることがあるかもしれないし、
ないかもしれないので様子見だそうです。
次は治療の説明。
治療といっても定期的な血液検査と
薬を飲むだけで、治療って気分ゼロです。
様々な治療法がありますが、まずは
メルカゾールという薬をまずは毎日3錠から。
錠数は3錠から始まることが多いようですが、
個人の発覚時の状態で決まるようです。
メルカゾールには無顆粒球症という
白血球が減少してしまう副作用が出る
可能性があるとの説明を受けました。
ほとんどの方は大丈夫ですが、もし、
熱が出たりしたらすぐに近くの病院に
行って血液検査を受けて下さいとのこと。
後、目はどう見ても甲状腺眼症っぽいから、
次の来院の時に眼科の予約を手配するので、
診察を受けるように言われました。
で、質問はありますか?
と、聞かれたので、体がかゆくて眠れない
日があるんですが、ヒスタミン系のかゆみ止め
飲んでもよろしいですか?と質問。
メルカゾールを飲むことによって、
それでもかゆみが出るかもしれないので、
薬出しておきましょうということで、
飲んでもいいかという質問に、
薬出しましょうで答えられたので、
飲んでもいいってことなんだな。
とりあえずかゆみで起きる不眠問題は
睡眠第一の私にとっては大問題なので、
意思疎通がうまく行ってよかったです?
沢山の患者さん診てるからでしょうか、
私の担当の先生は、早口で、頭の回転が
早いので質問したら会話のラリーなしで
スマッシュで答えが出てくる感じを受けました。
他に質問は?と言われても、何から何まで
ほぼ初体験で、初めて聞く意味不明の単語。
質問のしようがなく、言うこと聞くよワンっ!
という気分で診察室を後にしました。
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