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視点の自由研究No.133「視点_面倒くさがり」

動画を作っていく過程で、外せない要素「編集」。どんな方でも撮影後に編集することは2024年の今も変わりありません。さて今回は、この編集から紐解く形でプロジェクト管理を考えてみようと思います。
実は最初にすべきは仕分けと整理というお話。

「整理」

撮影が楽しくて様々なショットを撮ってしまうというのは、よくある話です。時に複数台のカメラを用い、長時間に及んだ撮影などでは、その素材も膨大になっていきます。さて、いよいよ編集の段階。どうやって楽しかった撮影をまとめていこうか???

ここで、ちょっと一息入れましょう!

編集する前にまずはやるべきことがあります。
それが整理です。

フォルダの整理からスタート

上の画像は、私がしているフォルダ整理です。順を追って説明します。
一番上の「Premiere」は聞いたことがある方ならすぐわかると思いますが、編集ソフトのプロジェクトを入れておくフォルダです。
二番目のフォルダ「BGM」はその名の通り、音楽です。「footage」がようやく撮影した動画素材。「PNG」には動画用のテロップ素材が、そしてそのテロップを作成したプロジェクトを「telop」の中に入れています。

このように編集するにあたり、必要な素材を各フォルダに整理しておくのがコツです。こうして整理した素材はそのまま編集ソフト内のプロジェクトでも反映しておいきます。ここが大変重要なことなのです。

「仕組み化」

なぜこのようなことをしておく必要があるのか?それは、仕事を紐解くとわかりやすいでしょう。様々な仕事が世の中にはありますが、多くの仕事では複数の人が関わることでプロジェクトが進行しています。当然ながら、担当者一人だけの理解では仕事が成り立ちません。同時に複数の人間がその仕事に入った際に一目でわかりやすく進行度合いを把握する必要がある。

いわゆる「仕組み化」という考え方だと言えます。
ここで恥ずかしながらの自分の仕事の仕分け方、仕組み化を載せておきましょう。

私の仕事仕組み化

自分の仕事の整理ではありますが、動画制作においては実は大きく分けると5つくらいしか要素がありません。その5つの要素にそれぞれ情報が膨れ上がり、時に大きなプロジェクトとして進行していきます。
仕事上の情報なので、ここから深い階層はお見せできませんが、大きな仕事ですと制作部も何人もいたりします。途中で参加する方やピンチヒッターの方の参加なんてのも普通に起きる。その際に細かな説明を省くため、一目瞭然でプロジェクトを整理しておく必要があるのです。

先の編集の話も同じで、一度完成した編集を後で別の人間が修正しなければならないという事案はよくあります。そうした際に「仕分け」「整理」「仕組み化」は最も効率的な方法だと思います。

「面倒くさがり」

動画制作という仕事は、美しい風景を撮影したり、美味しい料理を知れたり、かっこいいアートな要素を入れられたりと病みつきになる要素は数多いでしょう。

でも私のような面倒くさがりも多い。
仕事が始まるとどう楽ができるか?を一番最初に考えてしまいます。

小さな案件で簡単そうだと思っても蓋を開けたら実は大変なんてこともしばしば。そうした時こそ、最初の整理が大切です。

いかに楽をするか?

仕事を進めていく上で実は大切な心だと思っていることです。


映像でお困りの方、静岡で撮影されたい方、ぜひ一度お声掛けください。