DNX for Corporates

2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへ…

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2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドのDNXが日本の事業会社様向けにスタートアップやイノベーションの情報を発信します。 https://www.dnx.vc/usfund/top

最近の記事

2024年 DNXが注目するリテールテックの展望

小売事業にIT技術を活用することを指す「リテールテック」は、小売業界のDX化に伴ってマーケティング戦略、物流、そして店舗やオンラインショップの購入体験に大きな変化をもたらしています。今回の記事では、このリテールテック領域の展望について、同領域に豊富な投資実績を持つベンチャーキャピタリストの視点から解説します。 消費動向を通じて見る米国リテールの現状はじめに、リテール業界はマクロ経済によって大きく左右される業界であることを踏まえつつ、米国のリテールの現状を解説します。リテール

    • ビッグ・ピクチャーで経営層と目線を合わせ、新規事業創出を実現|東京海上日動と人工衛星スタートアップICEYEとの連携・業界初のデジタルソリューション実装までの道のり

      スタートアップ連携を通してインパクトある新規事業を創出することで自社ビジネスに改革を興すためには、長期にわたるコミットと多額の投資が必要です。一方で、タイムラインが長く、必要な投資が大きくなるほど経営含め社内でアラインする難易度が上がります。 水災時の保険金支払い業務における人工衛星データ活用をDNXの投資先スタートアップとの連携で実現、業界初のデジタルソリューションの提供に成功した東京海上日動火災保険株式会社の取り組みについて、同プロジェクトをリードした立場からその道のりを

      • 社内に味方を増やし、長く継続できるイノベーションを | 日立ソリューションズのオープンイノベーション実践

        大企業が途切れることなく海外スタートアップと協業し、売上貢献と企業価値向上に資するオープンイノベーションをもたらすためには、どのような体制を築き、どう取り組みを進めればよいのか。全社を巻き込んでオープンイノベーション活動を進める株式会社日立ソリューションズの戦略アライアンス部の心がけ、そして実際の取り組みを解説してもらいました。 再販契約を起点とした日立ソリューションズのオープンイノベーション日立ソリューションズの戦略アライアンス部は、シリコンバレーをはじめとした世界中のス

        • 東芝テックがCVCから得た戦略的リターン|グローバル企業のCVC活用事例|後編

          本記事は、事業会社のCVC活用事例として東芝テック株式会社の取り組みをご紹介する連載の後編です。前編では東芝テックがどのような課題意識からスタートアップへの投資を始め、具体的にどのような協業支援を行い、そこからどのようなリターンを得たのかを振り返りました。 ▶ 前編を読む 後編となる本記事では、現在の投資スタイルに至るまでの困難や工夫をフェーズごとに解説し、CVC運営におけるVC連携をより効果的なものにするためのヒントをお届けします。 ※本記事は、DNX Venture

        2024年 DNXが注目するリテールテックの展望

        • ビッグ・ピクチャーで経営層と目線を合わせ、新規事業創出を実現|東京海上日動と人工衛星スタートアップICEYEとの連携・業界初のデジタルソリューション実装までの道のり

        • 社内に味方を増やし、長く継続できるイノベーションを | 日立ソリューションズのオープンイノベーション実践

        • 東芝テックがCVCから得た戦略的リターン|グローバル企業のCVC活用事例|後編

          東芝テックがCVCから得た戦略的リターン|グローバル企業のCVC活用事例|前編

          事業会社がCVCによるスタートアップへの投資を通して戦略的リターンを得るためのアプローチは多種多様です。財務的リターンと戦略的リターンの重みづけも企業によって異なります。 たとえば、BMWは戦略的リターンの観点でレートステージ、財務的リターンの観点でアーリーステージ、という形でスタートアップ投資を行っていますが、初期からその形だったわけではありません。 経営の方針やスタートアップ連携の経験とともに戦略は変化していくことが多く、それに伴い投資チームの構成も変わっていくので、

          東芝テックがCVCから得た戦略的リターン|グローバル企業のCVC活用事例|前編

          事業会社が考えるべき「戦略的リターン」とは|後編

          前後編からなる連載の後編となる本記事では、戦略的リターンを得るための3つのアプローチと、適切な方向性でオープンイノベーションを成功させるためのKPI設定の考え方についてまとめました。前編ではオープンイノベーションにおける戦略的リターンの種類や、オープンイノベーションのステップといったテーマを扱っていますので、そちらも併せてご覧ください。 ※本記事は、DNX Ventures主催で行われたセミナーの登壇内容を抜粋し、記事化したものです。 シリコンバレーにおける日本企業の進出

          事業会社が考えるべき「戦略的リターン」とは|後編

          事業会社が考えるべき「戦略的リターン」とは|前編

          スタートアップと事業会社の連携というものは、そう容易なものではありません。本記事では、事業会社がいかにスタートアップ連携・投資を通じて戦略的リターンを得ていくかというテーマを掲げ、事業会社の視点に立ちながらスタートアップとどのような関係性を結ぶべきか紐解いていきます。 ※本記事は、DNX Ventures主催で行われたセミナーの登壇内容を抜粋し、記事化したものです。 事業会社とスタートアップがオープンイノベーションを通じて成長することの重要性一産業を揺るがしかねないプロダ

          事業会社が考えるべき「戦略的リターン」とは|前編

          「DNX for Corporates」を通してイノベーションを牽引するスタートアップとの連携を発信

          皆さん、こんにちは!DNX Venturesの新しいブログ、「DNX for Corporates」 へようこそ。 こちらでは、DNXの10年以上にわたるシリコンバレーでのベンチャーキャピタル(VC)経験と、日本の事業会社の皆様との綿密な連携を通じて培った知見を共有しています。特に、事業会社でイノベーションを担当する方々を対象に、オープンイノベーション活動の成功の秘訣について事例を中心にお伝えしていきます。 DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場

          「DNX for Corporates」を通してイノベーションを牽引するスタートアップとの連携を発信