排尿恐怖症について、症状や原因など詳しく解説

メンタルカウンセラーの山口健太です。
この記事では、排尿恐怖症の症状、原因、克服方法などについて紹介します。

1. 症状

排尿恐怖症は、以下のような症状です。

  • (症状初期の男性)周りに人がいると排尿できない

  • (女性/症状後期の男性)個室でも人の気配がすると排尿できない

症状の放置により、排尿障害などの病気に繋がることもあります。

2. 原因

排尿時の周囲の人への過剰意識で発症します。そのため、排尿時に周りの人を意識する機会が多い男性の方が発症しやすく、症状も進行しやすいとされていますが、男性でも排尿恐怖症を抱える人はかなり少数です。

排尿機能に異常がないものの、排尿時の異常な緊張から排尿しようとした時に筋肉が固まることが常態化し、排尿できない症状が続きます。

3. 対処方法・克服方法

排尿恐怖症の放置は、様々な障害や支障に繋がるため、推奨されません。対処方法・克服方法としては、主に以下3つが挙げられます。

①排尿恐怖症が出る場面をなるべく回避する
トイレに自由に行ける職種を選ぶ、人が多い娯楽施設には行かないなど、なるべく排尿恐怖症が出る場面を減らす方法で、最も多くの排尿恐怖症の人がとる方法です。しかし、生活への影響が大きく、推奨はできません。

②日常生活の中で恐怖心を克服できるような取り組みを行って克服する
恐怖心は原因や性格など人それぞれ異なるため100%治る取り組みは存在しません。
しかし、他の方の克服体験談を参考にするのは1つの手でしょう。有名な記事かもしれませんが、例えば以下のnoteなども参考にできるでしょう。

③カウンセリングを受けてみる
精神科や心療内科などの病院で繰り返しカウンセリングを受けることで、気持ちを楽にする方法です。保険適用外なため、料金は1回あたり1万〜2万程度です。

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