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母子家庭育ちの貧乏人、取り柄なし→キャビンアテンダントを経て大学の非常勤講師やその他も…

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母子家庭育ちの貧乏人、取り柄なし→キャビンアテンダントを経て大学の非常勤講師やその他もろもろしてます。 オチコボレと呼ばれ続けた人間が「夢を追いかけ」、今度は「夢を追いかけさせる」立場にキャリア転身。その中で感じた事をつらつら。

最近の記事

【後編】学生と信頼関係を1から築く方法

かなりお久しぶりです。明けましておめでとうございます。 noteを放置している間に無事に1年間の講師生活が幕を閉じました。 ご報告ですが来年度の講師業の更新が決まりました! 備忘録として色々書き綴っていきたいと思います。 さて、とりあえず 学生との信頼関係を1から築く方法【後編】から 記録に残していきたいと思います。 前編で、「なぜ学生のリアクションが分かるのか?」 という濁した感じで終わっていたはずですが その施策についてお話します。​ ↓「前編」はこちら↓ 〇リアク

    • オチコボレ、上司の心に火を付ける

      皆さんは、「上司」との絆を感じた出来事はありますか? 私は何度もあります。これも職業柄チームで働く事が当たり前の環境で過ごしてきたおかげなのかもしれません。 しかし、それが当たり前だと思った事はありません。上下関係がかなり厳しく、毎回違うクルーとフライトをする中で継続した絆を作る事は割と安易ではない世界だったので。次会った時は全てがリセットされ、また「初めまして」から始まる。割と虚しさを感じる機会も多い職種です。 というわけで本日は非常勤講師をしていて大変嬉しい話があったので

      • 【前編】学生と信頼関係を1から築く方法

        こんにちは! noteを開設して早1週間、フォロワーさんも増えて嬉しい限りです。 未熟ながら少しでも有益な事を呟けるように今後も頑張って書いていきたいと思います。いつもご覧頂きありがとうございます! 【前回書いた記事】 もっと沢山の方のタメになりたいと思い 無料公開とさせて頂きました↓ 是非「スキ」頂けますと幸いです。 さて、今までは学生に会う前の下準備的なものを つらつらと書いて参りました。が、今回は ついに学生と対面した時のあれこれを書いていきたいと思います。 ち

        • 【講師になる方、なりたい方へ】 学生の「やる気」を効率良く評価する方法

          ピヨピヨ大学教員の私が一番悩んだ 「学生の評価方法」について 大容量で書き記していきたいと思います。 ここではテストだけでは測定できない学生の 「やる気」を評価し、底上げする効果的な方法を 私が実際に作成した表などを用いて細かくお伝えしていければと思います。 今の所大成功しているので、 是非色んな方のお役にたてますと幸いです。 ※あくまでも私の成功体験が基になっておりますのであしからず。 ①先生も学生も評価の「見える化」をまず、今まで自分が評価される事はあっても誰かを細

        【後編】学生と信頼関係を1から築く方法

        • オチコボレ、上司の心に火を付ける

        • 【前編】学生と信頼関係を1から築く方法

        • 【講師になる方、なりたい方へ】 学生の「やる気」を効率良く評価する方法

          講義を組み立てる際に意識したポイント

          【まずは計画書と講義シラバスの作成】いよいよ非常勤講師として講義を担当する事になる訳ですが、講義開始日までの1、2か月で授業内容や講義の目的、到達点など考える事は山ほどあります。 そしてまずは履修登録が開始するまでに、学生が閲覧する「シラバス」を考える必要がありました。 こちらですが、学生が履修登録をする際に「どの科目を履修するか」を考える際のツールとなる為、小規模の大学であれば手抜きをすると十分な履修者が集まらないという事態に陥ります。そして1コマごとに授業内容を細かく明記

          講義を組み立てる際に意識したポイント

          【挫折とキッカケ】まずは恩師を作ること

          今回は私に訪れた「キッカケ」について残したいと思います。 【その1】大学全落ちと卒業式人生で一番の挫折は?と聞かれたら迷わず「大学受験」と言います。 結論から言うと志望校どころか 手当たり次第受けた有名大学&学科に全て落ちました。 あげくの果て受験料がもう払えませんと親に宣告せれ バイトで溜めた貯金も底をつき(むしろマイナス) 最後の砦で受けた短期大学さえ落ちました。 今振り返ると「母親の期待に応えたいという過度な意識」「自分に対する奢り」これが大きな原因だと反省しています

          【挫折とキッカケ】まずは恩師を作ること

          【コネが一番の近道】非常勤講師になるまでの流れ

          自分が大学で非常勤講師になる前は、博士号を取得し 研究を重ね、助手、助教授、准教授、教授・・・と 段階を踏んだ人間しかなれないと思っていました。 「大学で非常勤講師をしています」と誰かに言うと 「えっ!大学院出てるの!?」 「頭めちゃくちゃいいんだね!」と、とりあえず驚かれます。 いえ、無資格のバカです。(大きな声で言えない) 彼らのような方々とは同じ場所で働いてはいるものの、全く別物。 彼らこそ1つの事を徹底的に極め、地道な努力を何年もかけて重ねてきたエリートだと思って

          【コネが一番の近道】非常勤講師になるまでの流れ

          【自分】非常勤講師になるまで

          〇客室乗務員をリタイアした理由「コロナ」で退職せざるを得ない状況になりました。 それこそ1年前までは空を飛びまくり、月の半分以上家を空ける生活。 来月のフライトはどこ行くんだろう アメリカ行けたらアバクロ買い漁ろう・・・ という感じで普段と何も変わらない日々を呑気に過ごしていました。 コロナを認識し始めたのは去年の2月頃でしょうか。 まさか1年後リタイアしているなど考えてもいませんでした。 緊急事態宣言あたりからエアライン業界は大打撃を食らい、とうとう世界では破綻する航空会社

          【自分】非常勤講師になるまで

          「夢を追いかける」人間から「追いかけさせる」人間へ

          子供の頃から「オチコボレ」 周りにそう呼ばれ続けていました。 母子家庭で育ち、勉強嫌い、運動音痴、友達いない、”貧乏人”と”ブス”でいじめられ、今振り返ると絵に描いたような悲壮感漂う子供時代でした。 そんな私の現在ですが色々ありまして ずっと憧れ続けた「客室乗務員」という夢を叶え、数年勤めた後に訳あって退職し、今年から大学の非常勤講師として近々就活を控える学生の指導に携わっています。 そう、講師業1年目のピヨピヨです。 手探りの毎日を過ごしています。 このnoteでは

          「夢を追いかける」人間から「追いかけさせる」人間へ