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【前編】学生と信頼関係を1から築く方法

こんにちは!
noteを開設して早1週間、フォロワーさんも増えて嬉しい限りです。
未熟ながら少しでも有益な事を呟けるように今後も頑張って書いていきたいと思います。いつもご覧頂きありがとうございます!



【前回書いた記事】
もっと沢山の方のタメになりたいと思い
無料公開とさせて頂きました↓

是非「スキ」頂けますと幸いです。



さて、今までは学生に会う前の下準備的なものを
つらつらと書いて参りました。が、今回は
ついに学生と対面した時のあれこれを書いていきたいと思います。

ちょっとずつ前編と後編に分けていきたいと思います。
効果があったものをつらつらと書いていきたいです。



 まずは第一印象が大切

学生と間違われないようにね!と教務課から注意される程
貫禄の無い私のような先生は、まず「第一印象」が大切だと感じました。
なぜなのか?「ナメられる」からです。笑
そして一度ナメられるとズルズルと印象を引きずり、あげく何か指摘しても右から左に流されるリスクを想定しました。
「若いくせに偉そうに」と思われる事を避けたい。

特に私が担当する学生達は、既にモチベーションも下がりきっている事はリサーチの段階で知っていました。
そこで私は元CAとして、在校生として
初回からインパクトを与えてみようと試みたわけです。

私の勝手な印象ですが、やはりCAというと華やかさをイメージします。
数年働いていて、やはり華やかな職業であるとも自覚していました。
(仕事内容は本気のガテン系ですが)
先輩方や同期からCAオーラ?みたいなものを感じていました。

ひとまず着慣れないスーツ&ハイヒールでバシっと決める事にしました。
初めは丸の内OLでいこうと思っていたのですが、やめました。
学生に「わっ、格好いい・・・」と思って頂く事で憧れの女性像を彷彿させたかったわけです。「第一印象は見た目が9割」

そして普段よりもハリを意識した話し方をしました。
機内アナウンスで使う余所行きの声って感じです。

「メラビアンの法則」では、視覚と聴覚で大半の第一印象を決めてしまうと言われています。これから学生に伝えていくべき事は、まずは私が模範になるべきだと考えていました。

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(引用元:https://motivation-up.com/motivation/merabian.html)

【果たして効果は?】

学生、興味深々です。笑
教室に入る前はザワザワしていたのですが、入った瞬間シーンとなりました。
もちろん最初は「なんだこの若いお姉さん」みたいな目で見られます。笑
でも第一印象でインパクトをとにかく与える事だけを意識したところ、私の事を終始見つめ、話もしっかり聞いている様子でした。
頑張って化粧して
田舎から慣れないスーツとピンヒールで行ってよかった・・・


まずは自分の心を開く

第一回目という事で、まずはオリエンテーションという名の下
授業を行ったわけですが、やはり長い付き合いになるので
まずは自分の自己紹介。(CAだった事や元々在校生だった事など)

ここで意識したことは

【私は元々オチコボレであった事を伝える】

貧乏とブスで幼少期いじめられっ子だった事
大学受験に全て落ち、この大学に仕方なく入学した事や
ここで恩師に出会えた事
留学に行きたくても行けなかった事
授業に真面目に参加せず廊下で先生に怒鳴られた話
無理だとバカにされ続けて今があること・・・

全てを赤裸々に話すことで、先生ではなく
1人の人間として見て欲しいと思っていました。

私が自分をさらけ出す事によって、学生にも心を開いてほしい。
私のような人間でも、夢を叶えて充実した生活ができる。

私が恩師と出会ったあの日を思い出し、同じ気持ちになる学生が1人でも現れてくれたらこんなに幸せな事はないと願っていました。

モチベーションが皆無で、路頭に迷っている学生をこれから伸ばそうとしているこの環境だからこそ、私の「オチコボレ話」は説得力に繋がり、勇気を持たせてあげるには効果的であると考えました。

コツを掴んで諦めずに努力さえすれば、いつか夢は叶う。


私がなぜここで教鞭を取りたいと思ったのか?
その理由はこのたった一言です。

【果たして結果は?】

これもかなりのインパクトを与える事ができました。笑
皆食いついてパワポを真剣に見ている様子。
初めは携帯をコソコソ触っていた学生も手を止めて前のめりになり、
うなずく子もいれば、口を開けて話を聞く子まで。笑
自分が思っている事、今まで散々だったけど夢は諦めたくないと思っている事、先生が来てくれて嬉しい等
学生まで赤裸々に話をしてくれる結果となりました。
素直だからこそ、心に響く
これを逆手に取った訳ではないですが、要所要所で自分が最も伝えたい言葉を格言のような感じで伝えていくように工夫をしました。

何事も「印象」が大切。




ところで何故結果がわかるの?という話ですが
これも私が学生の心情を把握するちょっとした工夫を行って
わかった事が沢山あるので、また後編で書いていきたいと思っています。


次回後編を書きたいと思っているので今日はこの辺で!
最後までお読みくださりありがとうございました。


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