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でかリボンの誰読まブログ

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最近の記事

あやめさがしの旅03

(02はこちら)。 050523に 滋賀県にて。 朝。宿泊地から南草津駅に向かう。 昨夜見たアヤメたちが明るい光に照らされてよく観察できた。 しぼんでいるものもあるが、まだつぼみのものも見られる。 私はこの子ヤギのように白いアヤメが今まで目にした中では特にお気に入りだ。 白と紫色の組み合わせはそのコントラストが美しい。 この色の花が特によく咲いていた。 近づくと花びらの付け根に立ち上がる黄色いひげがよく見える。 3種類の色の組み合わせのアヤメが道路と歩道の間の植栽

    • あやめさがしの旅02

      (01はこちら) 040523に この日は湖西線の電車に揺られて新旭まで。 空と山、湖そして田んぼまですべての境界があいまいになって交わってしまいそうな天気だった。 生水(しょうず)の郷 針江へ向かう。 その地は観光地ではないため事前にガイドの予約が必要なのである。 集合場所の公民館まで歩いていると、あやめを見つけた。 この辺りでもアヤメが見られることがわかってさらにわくわくしてきた。 田んぼが多く、ひらけていた。 まちが大きな一枚の鏡になる季節のようだ。 こんな

      • あやめさがしの旅01

        030523に 昨年見ることのできたあやめを求めて滋賀県へ。 そのときの記事はこちら。 まず向かったのは草津市立植物公園みずの森。 今回はスタンプラリーが行われているようで、入園ゲートにはその用紙が置かれていた。 入ってすぐのところには噴水があってたくさんのデルフィニウムが咲き誇っていた。 近づいてみると、みつばちが何匹も蜜を吸いに来ているようだった。どんな味がするのだろう。 デルフィニウムはフリルたっぷりのドレスのようで青や紫、白の花びらの重なりがとてもゴージャス

        • かかきつばた

          140523に 私の利用する植物アプリ、”GreenSnap”によると今日のお花はカキツバタ。 300423に 昨年より思いを募らせていた「特別展 国宝・燕子花図屏風」光琳の生きた時代 1658-1716 @根津美術館 へ。 カキツバタの咲くこの時期に合わせて毎年公開されているそう。 竹の並ぶ美しい回廊には「今朝のカキツバタ」の写真が飾られていた。期待が高まる。 美術館到着早々、庭園の方から散策することにした。 新緑の眩しさに気持ちが揺れ動いてしまう。 人間である

          パフェ・パフェデート02

          280223に 01はこちら 小石川植物園を出てお腹を満たした私たちは、春日駅前のベローチェまで歩いたのちそこでひと休みした。 私は満腹であったためか座ったまま15分ほど気を失って寝ていたようだった。 隣に座っていたおじさまが動画を見始めて音が周囲に響き渡った。私は完全に目を覚ました。それがU字工事の漫才動画であったことは栃木県出身の私には音声だけでピンときた。 奥の席の方が音漏れを指摘したことでいつもの喫茶店に戻った。 少し経ってちらと画面に目をやるとまだU字工事の

          パフェ・パフェデート02

          パフェ・パフェデート01

          280223に 朝。早速外出をする。 白山駅から向かったのは小石川植物園だ。 梅林で約120本34品種を栽培する小石川後楽園。それを上回る約140株70品種の小石川植物園を選んだのだ。 梅を見ることになったこの日私はエビ中の『梅』が幾度となく脳内再生された。 入園してすぐ左手にあるバショウ。秋にはしっかりとした葉が広がっていたがすっかり枯れ果てた姿に思わず「えーッ」と声が出る。 梅林に向かって進んでいく。 椿がよく咲いていて木の上や地面に花びらを大きく広げていた。

          パフェ・パフェデート01

          秋葉原

          秋葉原って名前の香りがあるとしたら、こんな匂いかもしれない。 191122に この日は文京区にある小石川植物園を訪れた。 東京大学大学院理学系研究科附属植物園ともいう。 植物たちのみどり色やある規則に従った形態は、脳にとってのノイズが減って癒しをもたらすのかもしれない。 秋が深まり紅葉する植物たちは決まって色を変え順に葉を落としていた。 植物たちは自力では移動することはできないけれど、このような恵まれた環境にいても必死で生きているのだろうか。 お隣さんと仲が良かっ

          あつまってあい

          190622に 東京都文京区の白山神社で開催されていると耳にした「文京あじさいまつり」へ向かう。 白山神社へ向かう通りにある住宅でさえ、競っているかようにいくつかのあじさいが植わっていて思わず撮影。 既に美しいあじさいを目の当たりにし、催しへの期待が高まる。 何やら音楽が聴こえてきた。コンサートをやっているようだった。 係員のついている神社の石段を登り振り返ったところには、私が今までに見たことのないあじさいが。 見た瞬間、自分の頭上に薄緑の蝶が輪になって羽ばたいた

          あつまってあい

          msh♪

          純白の衣装を纏い雪のように真っ白なセットのこの動画は特に気に入っている。 少年隊「君だけに」 この曲にハマり何度でもリピートした。 その後、同じくらい甘くて熱くてキラキラな曲はないものだろうかと思い、探していた。 「君だけに」を聴くのと同じような効果が得られるみたいな、そういう気分になる曲だ。 そこでどんな要素がそれに当てはまるかを考えてみた。 キラキラした音が入っている シタールが入っている 比較的ゆったりした速さ 甘い内容の歌詞 キラキラした音が入っている

          舞二番

          290522に それはとてもよく晴れた日だった。 花菖蒲を楽しみに。 小石川後楽園では、花菖蒲の開花に合わせて様々な催しがなされるようだった。 なかでも私は「雅楽」の公演を目当てにこの日訪れたのだ。 昼頃だったので西門入ってすぐの茶寮で軽く食べることに。少し並んで席に通された。 甘味には2種類あり、この日は中身が小倉あんと柚子風味の白あんとで選ぶことができた。 室内は冷房が効いていて涼しく、快適に外の景色を楽しむことができた。 しばらく眺めていると、どちらかといえば

          いずれあやめ

          05-070522に あやめ。 個人事務所の名前で、知人の立ち上げたものがそうなのだ。 花の名前で一般的な菖蒲(あやめ)である。 また別の漢字で文目(あやめ)という言葉があり、「物の筋道や区別。」の意味がある。筋道を立てそれにしたがって業務を遂行するということだ。 名付けた当の本人も咲いてるのを目にしたことがないそうだ。由来を聞いてから何度かその名の響きを頭で繰り返し、その見たことのない花に興味を持ちはじめていた。 滋賀県に訪れていた折に、あやめかもしれない花を何度か

          いずれあやめ

          花の団

          070522に 広がりをみせていた。 草津市立水生植物公園みずの森へ。 少し歩みを進めると、滋賀県におとずれてから関心を寄せていた、”あやめ”について学ぶことができた。 “あやめ”についてはまたどこかで書きたいと思う。 みずの森。 スイレンが鑑賞できると聞いていたがまったくそれだけではなかった。 山があったり、川が流れていたり、なだらかな丘になっていたり。 地球が水の惑星と呼ばれるように、ここはみずの森なのだと思う。いい名前。 全体的に奥行きを感じられて開放的

          春の2

          この文章を書き留めるまでにだいぶ時がすぎてしまった。 070522に 新緑の季節。 朝晩はまだ冷えるが、初夏のような日差しの日。 わたしは初めて滋賀県を訪れ数日に渡って滞在していた。 この日は宿泊利用ではない大津プリンスホテルに訪れた。 大津駅発のシャトルバスに乗り2回目の訪問。 ラウンジで頂けるアフタヌーンティーが目当てだ。 予約はしていなかったが運良く窓際の席に通される。 ホテルの溜池と空に挟まれた琵琶湖がちらり。青の奥行き。 写真には収まりきれていないが、

          花色滴る

          010522に 少し寒い雨模様のなか、静かに出迎えてくれたフジの木。 入ってすぐのところでは早速お土産の花々が並んでいた。その更に奥のレストランは、丁度昼頃で人々の列ができていてそこに続いた。バラのアーチを時間をかけて進みながら、窓際に通され席に着く。 一息ついてすぐ外に目をやるとバラのような花が咲いていた。いまにもこちらに香りがしてきそうだが隔たれていてわからない。 それでも花がすぐ横にいて一緒にいるような気持ちになった。 食事をしているとついに雨が降ってきた。

          花色滴る

          春の

          090422に 待ち焦がれていた春の訪れがそこにはあった。 このあたたかく優しい色合いのパフェがそのもの。 苺のスライスをひとたび口に含むとその柔らかさと軽やかさに驚いた。とても薄く切られている。 日差しの中、たった今摘んできたばかりのような、冷たくも温かくもなくフレッシュな苺。自然の水のよう。 そして隣の苺のソルベを口に含むと慣れ親しんだデザートの冷たさがある。三寒四温を思わせる。 1番上に乗った白い花を眺めながら食べ進んでいく。 サクサクとしたクランブルの食感が楽