あやめさがしの旅01
030523に
昨年見ることのできたあやめを求めて滋賀県へ。
そのときの記事はこちら。
まず向かったのは草津市立植物公園みずの森。
今回はスタンプラリーが行われているようで、入園ゲートにはその用紙が置かれていた。
入ってすぐのところには噴水があってたくさんのデルフィニウムが咲き誇っていた。
近づいてみると、みつばちが何匹も蜜を吸いに来ているようだった。どんな味がするのだろう。
デルフィニウムはフリルたっぷりのドレスのようで青や紫、白の花びらの重なりがとてもゴージャスだ。つぼみを見ると下から順に咲いているようだった。
早速1つ目のスタンプラリーポイントがあった。
「デルフィニウムの花言葉は色別であります。紫色は『高貴』『上品』、青色・水色は『あなたを幸せにします』
白色は『誰もがあなたを褒める』『可憐な瞳』です。
特に青色系は、新郎新婦に永遠の幸せが訪れるとされる言い伝え、『サムシングブルー』として結婚式のお花によく使われます。」
と解説があり勉強になった。
新緑が清々しく気持ちがよかった。
岩場があったり小川が流れたりしていて見る者を飽きさせることはなかった。
恋人の聖地モニュメントを横目に歩いていくと。
「バナナとリンゴのような」と書かれているが自分はブドウの香りのように感じた。とてもいい香りが立ち込めていてこの植物のことをすぐに気に入った。庭があるものなら育てたいくらいに。
花の形もブドウの一粒のようでとても可愛らしい色合いをしている。記事ではこの素敵な香りをお届けできないことが残念だ。
歩きながら、各ポイントでスタンプを集めていく。
色々な花が集まったガーデンはそれはそれは可愛らしかった。写真もたくさん撮ってしまった。
ここで琵琶湖を臨む方向にあやめの群生を発見した。少し距離があるが紛れもなくあやめだ。
道を挟んだ反対側にもほんの少しだけ咲いていた。
ピントがあっておらず申し訳ないが特徴である網目模様が見えるだろうか。
昔は琵琶湖のこの辺りにハスがたくさん植っていたそうだ。上野の不忍池はそれを模して造られたという。しかしあるときからハスがなくなってしまったらしい。理由はわからないが悲しいことほかならない。
可愛らしいスタンプを全て集めきったのでロータス館に移動することにした。
館内では色々な植物が作品として展示や撮影されていた。
レストラン前の売店では、昨年購入した「はすの実羊羹」の姿はなかった。
見かけた際には是非そのクセのない上品な甘さを味わってみてほしい。
どこか残念な気持ちで戻り作品群を眺めていると、一輪のアヤメを見つけた。
アヤメの美しい姿が間近で見ることができてとても嬉しくなった。こちらの背筋が伸びてくるようだ。
そして温室へ。
温室は汗ばむほどに暖かく、陽の光がスッと差し込んでキラキラしていた。どの葉も生き生きと広がっていた。
園内を一周したのでスタンプラリーを集めたプリントを景品と交換することに。
景品は植物の種、本のしおり、あめちゃんだった。
私はハスのつぼみの写真でできたしおりを選んだ。
ヒスイカズラの写真と迷ったが今年のこの時期にはもう遅く、花を見ることはかなわなかった。
入口付近に戻ると黒いネモフィラがあったことに気がつく。
日が傾いてきて写真が自然とよくなってくる。
出入口付近の竹も光を浴びて輝きを増していた。筍の伸びている様子もうかがえた。
帰りの車に揺られながら、綺麗な空を撮影した。
さようならみずの森。また会う日まで。
つづく
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