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愛され男子に挟まれて。~ミーミーさん~

長らくお待たせしてしまいました。今回は久しぶりにこの人気企画を更新いたします。放送作家の僕が、あなたを描く!

きょう僕が描くのは、ミーミーさん。ただの主婦ではございません。

スキの数は連日三桁。
トロフィーとクラッカーを1日7個同時獲得。
たまごまる杯金賞。
読書の秋コンテスト2020で日経BP賞を受賞。
「まぐまぐ」からのオファーで有料メルマガも開始。
今月には、みごと365日連続更新を達成しました。

内容はというと、日常の出来事だったり、本のことだったり、料理のことだったり、競馬、阪神、将棋といった趣味のことだったり。僕は年齢が近いので、世代の話題にとっても共感できました。

さあ、どの記事を選んで、どんな切り口で描こう? いろいろ考えて、このようなタイトルの記事にしようと思いました。

愛され男子に挟まれて。

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とはいえ、こんなタイトルでは何のこと?って感じですよね。順に解き明かしていきましょう。

はじめの一歩は〝noter〟ミーミーさんの原点であるこちらから。

たまごまる杯で金賞を受賞したエッセイ。お父さんの葬儀で起こった奇跡?のような出来事が書かれています。

阪神が大好きだったお父さんのため、甲子園さながらに飛ばした「ジェット風船の行方」が、見事なオチになっているんです。ほんと、すべらんなぁ~😆っていう上手い構成。

ここで僕が着目したのが、お父さんのキャラクターです。

「女とお金にだらしのない」「悪い男」

でも……、

「愛敬だけはあったのでいつもワイワイニコニコでモテていた」

ミーミーさんが最後の一文に込めた思いも含めて、

どこか憎めない愛され男子だったんだなぁ、と。

ハイ、ここで今回のキーワードが出てきましたね。

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ちょっとタイトルに戻ってみましょう。

愛され男子に「挟まれて」とあります。

「挟まれる」からには、もうひとり「愛され男子」が出てくるわけです。この記事に登場しています。

小学4年生(当時)の息子さん。

予防接種を受け、大騒ぎした直後のことでした。

「小さい頃はね、もっとたくさん予防接種をうけていたけどね、あんなに怖がったり叫んだりしなかったよ。今の方が大きくなったのに赤ちゃんみたいだね」

と皮肉を言ったミーミーさんに対し、

「ママ、赤ちゃんの頃のぼくはまだ注射の怖さを知らなかった。でも今は知ってしまった。人間、知らないほうが強いんだよ。年齢じゃない。怖さを知ってるかどうかなんだよ!」

と返した息子さん。クスクスと笑い声が聞こえていたその場を、沈黙に変えたといいます。

ほかにも……。

カレーをつくってくれたときの、美味しくなるおまじない。

「肉がおいしくなるように『肉』って箸で書いてみた」

夫に腹を立てたミーミーさんに一言。

「パパがごめんね」(※達観したような顔で)

そして、こちらも「きゅん」と来ますよ~。

自分ではない誰かのために、

「ぼくの給付金使って!」

と言える優しさ。

ミーミーさん(木暮好き)が「……!! 泣かすなよ、問題児のクセに」と思ったかどうかはわかりませんが……笑

愛され男子で間違いない!

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お父さん、ミーミーさん、息子さん。

この三世代の並びを見て、僕は思ったわけです。

愛され男子に挟まれているなと。まるで「サンドイッチ」だなと。

そして、愛され男子に挟まれているミーミーさんは、

「温かくて」「具だくさん」だなと。

だって、読者の心に届く温かい文章をたくさん生み出している。手づくりのサンドイッチのような親しみやすさ。noteで出会えてよかった、そう思います。

ミーミーさんは、きょうもまた新しい記事をアップしていることでしょう。さあ、読みにいかなくちゃ。

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