自家製のエッセイを育てています。~まいまいままさん~
noteで文章を書くようになってから、ぼちぼち1年半。当初は週に4~5本は更新していたのに、最近では週に2~3本と半減してしまっています。
だって、書くって大変なんですもん😅
そんな中、2020年12月から毎日更新している方がいます。
今回、放送作家の僕が描くのは、まいまいままさん。
僕から見て〝ある部分〟がスゴイんです。
主婦であり、母親でもあるまいまいままさん。一体、どんな文章を書いているのか?
順番に見ていきましょう。700を超える記事の中から、はじめに紹介するのはこちら。
記念すべき、初回の記事です。
幼稚園からの帰り道、息子さんが危ない目に遭わないよう心配するまいまいままさん。「大事なことだから2回言うよ」と説くのですが、見事に切り返されてしまった……、というお話。
とても気持ちの良いオチでした。
さあ、この4カ月後です。
まいまいままさん〝最大の目的〟が明らかになります。
noteで公開している時点で「一子相伝秘伝」ではないのでは?
……なんてツッコミはさておき、記事には、こう書いてありました。
いつか娘が母親になったとき、ヒントにしてもらいたい。そのために、日々の体験を残しておこうというのです。
母親として工夫したこと、気付かされたこと。
母親になって苦労したこと、失敗したこと。
そのとき、家族でどんな話をしたか。
はぁーーー、うちも記録を残しておけばよかった!
僕らにも工夫したこと、気付かされたこと、苦労したこと、失敗したこと、たくさんあったと思うんですよ。でも、その多くを忘れてしまっている……。
子育て体験を共有した妻が亡くなっているので、後悔の念は倍、さらに倍です。
さて、先ほど僕はこう書きました。
「僕から見て〝ある部分〟がスゴイ」と。
なにがスゴイかって、全ての記事が〝家族との日常〟であること。僕みたいにバラバラのテーマではないんです。
なにかのレビューをするわけでもない。
なにかの専門知識を披露するわけでもない。
好きなことについて熱く語るわけでもない。
それでも、毎日更新が実現できている! これはとてもマネできない!
「らしさ」が出ている記事のひとつが、こちら。
息子が反抗期になったら、こんな可愛い時期もあったのだと伝えるために書いたそうです。
なんというか、日常が尊い?
まいまいままさんのnoteを見ていると、こう感じるんです。
ネタは集めるものでも拾うものでもない。育てるもの。ネタの種はいつも傍にあるのに、気付いていないだけなのではないかって。
そう、僕から見てまいまいままさんは……、
「自家製のエッセイを育てている」ように見えたのです。
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