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あなたの〝終活〟をお手伝いできるようになりました。

きょうは、noteの街に住むあなたに「おしらせ」です。

先月、こんな記事を書きました。

僕には将来的に「やってみたいこと」があって、その第一歩として資格を取得したというお話です。後日、さらなる資格を取得するとも宣言しました。

その資格とはなんなのか?

実は〝終活〟に関するものだったんです。

きっかけは2018年、妻ががんで亡くなったこと。

僕にはずっと後悔していることがあります。

それは、妻との〝最後の思い出〟――。


妻が背中に痛みを訴えるようになったのは、亡くなる1カ月ほど前のことです。どこで検査してもハッキリとした原因はわからなくて、がんが背骨全体に転移していると判明したときには、もう手遅れでした。

医師からは「できることは少ない」と。

余命という単語も出ました。

それでも、救いだったのは妻が「なんとかなる!」と前向きな姿勢を崩さなかったこと。入院中、友人や恩人にお見舞いしてもらおうと思ったのですが、本人が「最後みたいだから」と拒みました。

合言葉は「家に帰ろう」でした。

しかし、体調は悪くなるばかりで……。MRIを撮るにも、横になっていられないんです。薬で意識は朦朧としているはずなのに、検査室の外にまで聞こえてくる絶叫。

薬の量はどんどん増えていきました。まともに会話できる時間もあるのですが、意味不明なことを口走ったり、情緒不安定になったり。

入院してから、ほんの数週間。

僕は〝最後の思い出〟を考えるようになりました。

でも、この状況でなにをしてあげられるというのか……。

そんなある日、妻からリクエストがありました。

家族全員でアイスが食べたいと。

言い出しっぺは看護師さんだそうです。「いま一番怖いことは?」と妻に尋ねたら「この世から消えること」だと。だったら「楽しいことをしよう!」と提案してくれたのだとか。

このとき撮影した写真が、家族全員で写る最後の1枚となりました。

看護師さんには感謝しています。

一方で、僕はなにをしていたのか。

放送作家をしていて、アイデアなんていくらでも捻りだせただろうに。妻が喜びそうなこと、子供たちの記憶にいつまでも残りそうなこと、たくさん考えてあげられただろうに。

後悔はずっと消えないままでした。

妻が亡くなって数年、このモヤモヤした思いをなんらかの形にしてみたいと考えるようになりました。でも、一体どうしたらいいのか。

そんなとき、あるセッションと出会いました。

教わったのは、まず終活について調べること。セミナーなどで知識を得て、仲間を見つけること。

その過程で、資格が取得できました。

まずは……、

エンディングノートの書き方を教えられるようになりました。

詳しくはまたの機会にお伝えしますが、エンディングノートって簡単に書けるようで、実は奥が深いんです。

今後は終活に関してできることを増やしつつ、僕なりの体験とアイデアを加味して、セッションやセミナーも開いていけたらと考えています。

本当にやりたいことはまだ先にあるのですが、どうか僕の新しい挑戦を応援してください。よろしくお願いいたします。

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