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【メンタル術】チャレンジしたいとき、心が軽くなる考え方。

(注)前回と同じようなタイトルですけど、中身は全く違います。

なにかにチャレンジしたいと思っていても、失敗のリスクを恐れて二の足を踏んでしまうこと、ありませんか?

そんなあなたには、このアスリートの言葉を聞いてほしいです。

東京パラリンピック、競泳男子100mバタフライ(視覚障害S11)の金メダリスト、木村敬一選手。

チャレンジすることに対して、きっと心が軽くなるはずです。

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木村選手は先天性疾患によって2歳のときから全盲となりました。

17歳のとき、北京で初のパラリンピック出場。

その後、ロンドンとリオでは金メダル候補に挙げられるほどの選手に成長しましたが、銀3個&銅3個。どうしても勝てなかったんです。

そんなシルバー&ブロンズコレクターが、4度目の大舞台で遂に金メダルを掴んだ――。

実はリオ前とリオ後では、メンタルに大きな違いがあったといいます。

リオ前の木村選手はというと、競技に全集中! 厳しいトレーニングで自分をとことん追い込み、結果を出すことだけ考えてきました。

しかし、全てを懸けて挑んだ大舞台で目標を達成できなかったとき、気持ちの糸がぷつんと切れてしまったんです。

ということで、リオ後はこう考えるようになったといいます。

「トレーニングがうまくいかなかったとしても、生活が充実していれば人生トータルで楽しくなるのかなと思った」

競技だけが人生ではない。

結果が出なくても、別の部分で成長を感じられたら、人生のトータルでプラスになるのではないか――。

そこで木村選手が決意したのは、アメリカ留学でした。

目も見えない、英語もわからない、ひとりで何もかもをこなさなくてはならない。そんな環境に飛び込んだら、競技ではない部分の成長ができるかもしれない。そう思ったそうなんです。

「ゼロの状態からスタートして、チャレンジをすることでマイナスになることはない。成功すればプラスだし、失敗しても進まないだけ」

ゼロの状態から失うものなどない。

むしろ、初心者だからこそ小さな達成が大きな喜びに感じられる。

この考え方、心が軽くなりませんか?

ラング・ラングラーのスタンド『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』で心を無重力にされた気分。

「この世でオレに出来ない事はないかもしれん」
「オレの未来は無敵のバラ色だ」

実際、アメリカでの生活が始まると、木村選手は人生のプラスになることをコツコツと積み上げていきます。

・ホテルで英語が通じた
・トラブル時にクレームをつけられた
・外国人の友達ができた などなど

自己肯定感は急上昇! 自信の貯蓄ができると、競技にも余裕を持って取り組めるようになり、好影響をもたらすようになりました。

東京での金メダルはこうして実現できたんです。

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行き詰まったら、視野を広げてチャレンジ。

その際、自分の心に『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』をかける。ゼロからのチャレンジなら、プラスになるかゼロのままか。マイナスにはならない。

小さなプラスが自信の貯蓄になり、好循環を生み出す。

如何でしょうか。こんな体験談を聞いたら、心が軽くならないわけがありませんよね!

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